中二英語サンシャイン プログラム1
パート2 新出語句と文法ポイント
2021年1月21日 安倍冨士男
ここで学ぶ文法事項
■be動詞の過去形を使える
(=平叙文、Yes-No疑問文、Wh疑問文を操れる)
★背景知識
英語の動詞は、疑問文や否定文の作り方を基準にすると大きく2つに分かれます。
ここを意識していない人が多いので、しっかりと意識して下さい。
①疑問文や否定文を作る時に、助動詞doの助けを借りるもの →
一般動詞(何百個もあります)と呼びます。
②疑問文や否定文を作る時に、主語と動詞の語順転倒で作るもの → be動詞(1つだけ)と呼びます。
■be動詞とは?
「~です」「~がいる」という意味を表す動詞は主語によっていろんな形をとります。
例えば、
I am a boy.
He is a girl.
この場合、amとisは主語に合わせて形を変えていますが、意味も働きも同じです。こうした「~です」「~がある」を表す動詞を一括して呼ぶ名前が欲しい訳です。いちいち、「動詞amが」と言っていられないのです。そこで、これらの基になる形(これを原形と呼びます)に代表させて、これらを一括して「be動詞」呼ぶのです。
だから、英語の動詞は「be動詞」vs「一般動詞」という図式で考えるとよいです。
■be動詞の現在形と過去形の対応表
単数(ひとりの時)
現在形 過去形
1人称 I am ~. I was ~.
2人称 You are ~. You were ~.
3人称 He is ~. She is ~. It is ~. He was ~. She was ~. It was ~.
複数(二人以上の時)
現在形 過去形
1人称 We are ~. We were ~.
2人称 You are ~. You were ~.
※形は単数と同じでも「あなたたちは」という複数です
3人称 They are ~. They were ~.
■まとめ 3個の現在形が2個にまとめられて、少し便利ですね。
現在形am, is → 過去形was
現在形are → 過去形were
■その前にパート2で出てくる単語のおさらい
- was ワズ ~だった amとisの過去形
- were ワー ~だった areの過去形
- free フリー ひまな
- busy ビィズイ いそがしい
- all day オーデイ 一日中
- wasn’t ワズント was notの短縮形
- difficult ディフィカルト 難しい
- easy イーズィー やさしい
- anywhere エニウェア どこかで 肯定文ではsomewhere 否定と疑問でanyになる
- Korea コリア 韓国 人名・地名は大文字で始める固有名詞です
- aunt アーント おば 似ているものに「あり」ant(エント)がある
- early アーリー 早い
- April エイプリル 4月 曜日や月の名前も大文字で始める
- Korean コリアン 韓国の 形容詞になると語形がKoreaから変化する
- Folk フォーク 民衆
- village ヴィレッジ 村
- near ニア ~のそばの near Seoulソウルのそばの
- Seoul ソウル ソウル(韓国の首都) セオウルと読まないこと
- farmer ファーマー 農民
- farmers’ ファーマーズ 農民たちの 複数形+所有格はs’(s)だが2個目を書かない
- band dance バンドダンス 楽団の舞踊
- Did you? ディヂュー そうだったの? Did you (see~)? カッコ内を省略したラフな形
- exciting イクサイティング わくわくするような
- hot ホット 辛い・熱い
- really リアリー 本当に
瞬間英作文して下さい。
日本語を見て英語が言えればそれでよいです。
■パート2の目標1 be動詞 平叙文が言えること
※主語にあわせて正しくwas,wereの選択が出来ればOKです。
- 昨日、私は忙しかった。 I was busy yesterday.
- 私は一日中ひまだった。 I was free all day.
- 君は去年、学生だった。 You were a student last year.
- 君は昨日、家にいた。 You were at home yesterday. at home在宅で、家にいる
- 彼は先週日曜日に、図書館にいた。 He was at the library last Sunday.
- それは本当によかった。 It was really good.
- 私達は去年背が低かった。 We were short last year.
- 君たちは去年サッカー選手でした。 You were soccer players last year.
- それらはわくわくするものだった。 They were exciting.
■パート2の目標2 be動詞 否定文が言えること
※短縮形で言わなくてもいいです。できるようになったら言えばいいです。
- 私は昨日ヒマでなかった。 I was not free yesterday. wasn’tもOK
- 私は宿題で忙しくなかった。 I was not busy with my homework. (~で忙しい= busy with)
- その問題(questions)は難しくなかった。 The questions were not difficult. weren’tも可
- その映画はわくわくするものでなかった。 The movie was not exciting.
- その料理(dish)は、よくなかった。 The dish was not good.
■パート2の目標3 be動詞のYes-No疑問文が言えること
※主語と動詞を入れ替えて作るので、語順はWas(Were) S 残りのパーツ?となります。
- あなたは忙しかったのですか? Were you busy?
- あなたは昨日、ひまだったのですか? Were you free yesterday?
- その数学の問題(question)は難しかったですか? Was the math question difficult?
- その英語の問題(questions)はやさしかったですか? Were the English questions easy?
- その冷麺は辛かったですか? Was the remen hot?
■パート2の目標4 be動詞のWh疑問文が言えること
※語順は「疑問詞+was(were)+主語+残りの文?」となるイメージを頭で意識して下さい。
- それは何でしたか? What was it?
- それはどこにありましたか? Where was it?
- それはどんな様子でしたか? How was it?
- 彼らは誰だったの? Who were they?
- あなたの春休みはどうでしたか? How was your vacation?
以上です。
パート2も難しかったですね。「be動詞の過去形」と一口に言っても、Wh疑問文を口について言えるようになるには相当練習が必要です。やはり、「中2で英語が嫌いになる」または「中2で英語がわからなくなる」というのが、わかる気がします。
でも、がんばれ、全国の中二生。