家庭で包丁を研ぐと楽しいです。
ぜひ、トライしてみてください。
5年前から包丁を研ぐようになりました。それまではステンレス包丁を買ったまま、妻に任せていましたが、ときどき「切れない」とこぼしていたので、ネットで検索したら簡単そうなので試してみました。
用意するもの

1 砥石
荒砥 1000番 シャプトン製(オレンジ)
中砥 2000番 シャプトン製(グリーン)
仕上げ砥 5000番 シャプトン製(パープル)
2 水差し(100円ショップのソース入れを流用)
だけです。
砥石について
砥石はホームセンターでも多種多様なものが売られていますが、家庭用は国産のシャプトン製が一番だと思います。1つ3000円から5000円位とホムセンより高いのですが、一生持ちます。毎日快適に野菜や肉が切れると思えば安いものです。
砥石の種類について
砥石は2個あるとベストです。中ぐらいのと、仕上げ用です。
私はオレンジ(1000番)で荒砥して、グリーン(2000番)で仕上げをしています。さらに追及してみたくて5000番(パープル)も買いましたが、これは自己満足の世界です。一応、買ったので3種を使っています。
1つの砥石で十分のように思えますが、さっさと荒く研いで刃先を作り、その倍の番手の砥石で仕上げるのが常道のようです。だから1000番→2000番となっています。
シャプトンの砥石は事前に水につけておく必要がないので、水差しを砥石につけて濡らして、すぐに包丁を当てて研ぎ始めることができて便利です。
またケースが砥石台になるので、専用の砥石ホルダーを買う必要がないです。私はそれをテーブルの上にじかに置いて研いでいます。布などをはさむとかえってすべるようです。またこのケースが保管用になるので、洗ったらすぐにケースにしまっても乾燥させることができます。
包丁が2本あったら、2本とも1000番で研いで終わったら水洗いして、砥石の成分が混じらないようにすることが大事なようです。
研ぎ方
いろんなユーチューブをみて研究して下さい。いろんな専門家が研ぎ方を伝授しています。自分に合ったやり方でいいと思います。
一番難しいのは、研ぐ時に包丁に角度をつけることです。「10円玉三枚ぐらい起こして」なんて解説もあります。私はアマゾンで500円位の「包丁研ぎガイド」を初めのうち使いました。1ヶ月もすると不要になります。今は使っていません。完全に自己流で研いでいます。
包丁について
ユーチューブでは立派な包丁が出てきますが、ステンレス包丁でも100円ショップの包丁でも研げば切れるようになります。
以下が皆さんにお伝えしたいメッセージなので、太字で書きます。
10万円の包丁も、800円の包丁も研げば切れるようになります。逆に、研がなければどんな高級な包丁でもすぐに切れなくなります。
だから、包丁の種類に限らず、包丁を持っている人は必ず自分で研ぐか、お金を出して包丁研ぎの専門家に研いでもらわないと、包丁がダメになり、ひいては食生活に影響します。
そして包丁研ぎは誰でも簡単にできる、そして楽しいです。
本当に研げているのか?
本当に研げているかどうかは、研いでいる最終は指先で「かえり」を確認します。「かえり」が出ていれば確実に研げています。逆に、何分研いでも「かえり」が出なければ研げていません。
そして、最後に新聞紙を切ってみます。研ぐ前もやってみると比較出来ていいですね。研ぐ前は、新聞紙が切れません。研いだ後は、カッターで切るようにスパーと切れます。
終わりに。
私の場合だと2本の包丁を研ぎますが、だいたい2週間ごとに研いでいます。忙しい時は1ヶ月や2か月あくときもありますが、基本的は2週間を守るようにしています。この辺りは、包丁の使用頻度、家族構成、自炊の頻度で変わると思います。
初期のころは、研ぐのが面白くなり、いろんな人の包丁を借りてきて、また、いろんなところにお邪魔する時に砥石を持参して研がせてもらいました。おかげで短期間で腕を上げることができました。
今の夢は、時々新聞チラシに入ってくる「包丁研ぎます。1本500円」の研屋さんに弟子入りして研ぎ方の腕をあげたいなと夢想したりしています。
あと、刀剣を見るようになりました。刀剣は製作過程が目立ちますが、その陰に研ぎ師が気になるようになりました。
そういえば、去年あたりから文房具のハサミや、バラ用の剪定ばさみ、草刈り鎌なども研げるようになりました。ちょっと研ぐ道具が違うのですが、ユーチューブを見ながら研ぎの世界を広げています。
では、楽しい包丁研ぎを実践してみてください。
2024年9月 安倍