盛岡・一関間の自転車ツーリングに行ってきました

5月15日(土)念願の100キロツーリング、盛岡の自宅から一ノ関駅をゴールにした自転車ツーリングに行ってきました。

 朝8時30分出発、午後3時30分に一関駅前に到着しました。

なんとなくの印象

 

盛岡の自宅出発

ウエアに悩む。半袖半パンを着たのだけれど、やはり長袖長ズボンに着替えて出発。

それでも最初は、ウィンドブレーカーを着て、体を温めて出発。

途中で、5人ぐらいのサイクリストとすれ違う。

やはり好天なので、みんな出かけたいのだろう。

 

4号線に入る

盛岡四高まえで猫を保護。国道4号線のものすごい交通量の場所を渡ろうとしていて、道路の縁石にうずくまっていたので、いったんは通過したものの、500m行ってUターンして、介護。猫のことを考えながらではツーリングできないものねえ。

 近くの家に声をかけてみるも、「うちのじゃないです」と言われ、そうこうしているうちに、呼吸が早くなり、粗相をしてしまい、生命の危機に。よっぽど衰弱していたのだろう。でも近くの方が保健所に連絡してくれることに。ほんとに、申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、ひとまずツーリング再開。

 自分の行動は正しかったのか?

 

日詰

ここらあたりまでは、快調にツーリング。時速30キロ前後。しかも北上までは去年、経験があるので、気持ちは楽。

 

石鳥谷

天気はいいだけれど、風が逆風でスピードが出ない。盛岡方面に押し戻されるぐらい強い。気持ちもなえてくる。

 

花巻

まだ10時30分なんだが、体調悪し。休憩を一度もしていない。猫の命が気になってなにか自転車に向き合えていない。心が高揚してこない。

花巻バイパスで10分ほど休憩。11時に開店する地元では有名なラーメン屋に入ろうと向かう。富士大学近くの蒙古ラーメン店。11時10分に到着したら、店の外まで行列が。こりゃだめだと思い、北上で昼食に切り替える。

 

北上

バイパスでラーメン屋を探すも、みな反対車線。身体も重くなり、こりゃ休まないとやばいかもと思っていたら、4号線沿いにビッグボーイ発見。

サラダ食べ放題なので、ここで昼食。サラダとスープをお代わりし、チキングリルを食べるも、消化しない。食べ過ぎ??

 

金ヶ崎

北上の中心地を出てから、金ヶ崎に向かう途中は、ものすごい逆風。脚に軽いしびれが。意識もとびはじめる。普段なら見たことのない風景に心躍るのだが。そして、20キロごとに休憩を計画的にとるのだが。どうしても猫のことがあたまをよぎる。そのため、自転車に冷静になれない。

 

水沢

4号線のバイパスは強風で心が折れそう。市内はビルが多いので風が弱まるが。コンビニで休憩。コーヒーを飲む。ほんとに一関につくのだろうか。その前に脚がけいれんしたらどうしようか?という不安がよぎる。市内を抜けて、前沢町へ向けて走る。

 

前沢

とにかく吹きさらしの4号線を行く。意識はもうろうとしているし、前頭葉に頭痛。おそらく熱中症。それでも風が強いため、長袖でも寒くて時々、鼻をかむ。汗がどんどん飛ばされていて、汗をかいていないように見えても脱水しているのだろう。ヘルメットの中は汗だく。完全に自制心を失っている。定期的な休憩をとれないで、ここまで来ている。ここまで80km。

考えてみれば休憩は、猫の救助(40分)、昼食(30分)、水沢コンビニ(15分)以外はずっと乗りっぱなし。いつも自分のライディングと違う。いつもなら、15キロごとにコンビニを決めて、そこでアイスくったり、団子くったり、自分に餌を用意して走らせてきたのに。

 

平泉町

泉バイパスを通る。とにかく距離計ばかり見ているのか、いっこうに進まない。80キロからなかなか進まない。なんども距離計を見る。それでも進まない。北上を出てからずっと、このツーリングに来たことを後悔し始めている。体調悪し。頭痛。脚のしびれずっとあり。どこかで止めようかと考えながら、とにかくペダルを踏む。

ほとんどの大型トラックは、自転車を迂回してくれる。そういうトラックは、みな有名な運送会社の名前がはいっている。たまに自分の肩から10センチぐらいを、スピードを落とさずにすり抜ける大型トラックがいる。そういうのに限って、看板をだしていない。後ろから、「テメー!ぶっ殺すぞ!コリャ嗚呼ああ!」と怒鳴ってやる。つい育ちの悪さがでる。しかし、黙っていてはトラックに殺される。

 

一関

一関に入る手前で4号線からそれる。4号線は一関の手前に大きな坂があるので、回避。市内へ入る県道を行く。すぐに駅かと思ったら、山ノ目町という風情のある商店街を抜けて、一関市内へ入る。大きく左折して駅へ。

 

一ノ関駅

無事ゴール。104キロ。もう100キロは無理だなと思った。

長男が一関に住んでいるので、自転車ごと回収してもらい、アパートでシャワーを浴びさせてもらって、缶酎ハイで一人乾杯。盛岡に戻る予定だったので、車で高速道で盛岡に二人で帰る。途中、コンビニで缶酎ハイで乾杯しながら帰路につく。

 これが電車で帰るのだったら、もっとつらかっただろうと思った。100キロプラス輪行は、無理だなと思った。