中二英語 サンシャイン2 プログラム3 パート3 重要語句解説

中二英語 サンシャイン2 プログラム3 パート3 

接続詞thatの登場

 

2021年2月1日 安倍

 

■ここで学ぶ文法事項 「接続詞のthat(ザット)」

 

■接続詞は等位と従属の2つがある

 

接続詞とは、何かと何かをつなぐ単語のことです。

例えば、誰でも知っているandなどはその例です。

 

例) Tom and Mary  トムとメアリー

 

つなぎ方によって、2つの種類があります。

①等位接続詞 つながれる2つのものが独立している。(「とおい」と読みます)

②従属接続詞 つながれる2つのものに親子関係があり、親になるのものは、子供を内部に宿している。(「じゅうぞく」と読みます)

 

①の等位接続詞とは、and(~と~)のようなものです。

(Tom) and (Mary) トムとメアリー

(I saw a cat) and (the cat ran away).

僕は猫を見た。そしたら、猫は逃げってった。

 

この場合、トムとメアリーはお互いに独立しています。

また、「僕は猫を見た」と「猫は逃げて行った」も

どちらかがどちらかに依存しているわけではありません。

 

お互い独立していて、「位が等しい」という意味で、「等位」と呼びます。

 

②の従属接続詞とは、一方が一方に依存している関係を言います。

主たる文を主節(文法では文のことを節と呼ぶ)と呼び、

中に入る文を従属節と言います。

主節と従属節は、従属接続詞でつながなければなりません。

 

例えば、

「わたしはそれは素晴らしいと思います。」を英文にする時、

 ア 「わたしは~と思う。」  I think ~

 イ 「それは素晴らしい。」  It is wonderful.

アとイをつなぐ必要があります。

 

その時に、that(~ということ)をイの文頭につけてあげると、

that it is wonderful  それが素晴らしい「ということ」

となり、I thinkの後ろに入ることができます。

つけずに、無理やりくっつけることはできません。

 

I think (that it is wonderful).

それはすばらしい+と私は考える。

 

英語の場合、文と文をつなげるためには、接続詞が必要です。

そして、つなげたい文の文頭に接続詞をつけてあげることが必要です。

 

that以下の文は「that文」と言わずに「that節」と呼びます。

 

なお、このthatは「あれ」とか「あの~」という意味はありません。それは次の時です。

 

that  「あれ」の意味の時  代名詞と呼びます。 thisやhe, sheなどの仲間です。

 

that  「あの~」の意味の時 that dog(あの犬)  dogを修飾しています。

 

that  「~ということ」の意味の時 接続詞のthatと呼びます。 

 

接続詞のthatの後ろには平叙文が来ます。肯定文でも否定文でもOKですが、否定文の時は注意が必要です。

そして疑問文はダメです。

 

例) 

肯定文 

I think that this dog is cute. この犬はかわいいと思う。

疑問文(ダメ) 

I think that whose dog is this. これは誰の犬ですかと思う。   

 

■that節の否定文はI don’t thinkにする

that節の中を否定文にしたいときは、否定文を作るためのnotを文頭のthinkに持っていきます。

 

(ダメ) 

I think that this cat isn’t cute. この猫はかわいくないと思う。

(よい) 

I don’t think that this cat is cute. この猫はかわいいとは思わない。

 

■that節のthatは省略できる

接続詞のthatは省略しても言いたいことがわかるので、省略してよいです。

というか、口語では長く話すのは嫌われるので、むしろ積極的にthatを省略します。

 

I think (that) she is a student. 

彼女は学生だと思う。

 

しかし、省略されても、そこに昔はthatがあったので、thatがあったところで、息継ぎのポーズを入れます。

 

つまり、読み方は、

I think  //  she is a student.

のような感覚で読みます。

すると、聞いている人がよくわかります。

 

これを、

I think she // is a student.

と変なところで切ると、わかりにくくなってしまいます。

 

日本語でも同じですね。

「彼女は・学生だと・思う。」

絶対とは言いませんが、黒丸あたりで区切ります。

 

これを

「彼女は学・生だと思・う。」

と変なところで息継ぎすると、わかりにくくなります。

 

■that節をとりやすい動詞

思考の動詞 think, know, believe, understand, hopeなど

伝達の動詞 say(言う)やtell(伝える)など。

 

I know she is a student.

彼女が学生だと僕は知っているよ。

 

■どっちが「主節」でどっちが「従属節」?

これをご覧ください。

(I think (that he is a teacher)).

このように、I thinkがthat以下を「中に含んでいます」

 

中に含まれるものを、従属節と呼び、何かを従えるものを主節と呼びます。

この場合、主節はI thinkであり、従属節はthat he is a teacherの部分です。

 

お母さんが、赤ちゃんをおなかに入れているイメージできますか?

 

この場合、お母さんが「主節」で、おなかの赤ちゃんが「従属節」です。

赤ちゃんは、お母さんの栄養に「従属」(=頼っている)していますね。

 

逆に、二人の大人が手をつないでいるイメージできますか?

二人は、お互いに大人なので、独立しています。

たまたま手をつないでいるだけです。

こういうイメージが「等位接続詞」のイメージです。

 

例)

(I read the book) and (I cried).

わたしはその本を読んで、泣いた。

 

■パート3の重要語句を解説します。

 

接続詞のthat  「~ということ」

 

■前置詞atは狭い

at the station  前置詞atは狭い場所に使う「~で」

at 8 o’clock  前置詞atは狭い時刻に使う「~に」

 

■tooには2つあるから要注意

too early  「あまりにも早く」 too形容詞は「あまりにも~」です。

それに対して、文尾に来るtooは「~も」です。

I think so too. 「私もそう思う。」

 

■thenも基本は2つある

①thenが文頭にある時は、順序を表す「次に」「そして」の意味です。

②thenが文尾にある時は、時間を表す「その時に」の意味です。

ただし、thenが文尾にあり、カンマで区切ってある時は、③応答の「それじゃあ」の意味です。

ここは③です。

 

be late  「遅刻する」の意味

why don’t we~? 

  「~するのはどうですか」→「~しましょう」の意味。

plan  名詞「計画」ではなく、動詞「計画する」です。

own  オウン 「~自身の」 our own plan 私達自身の計画

charity event  慈善行事

 

get+名詞  

後ろが名詞だと「~を得る」です。

後ろが形容詞だと「~になる」です。

get dark暗くなる  get sick 病気になる

 

some money 

someに注意。

数えられるものにつく時は「いくつかの~」。

some dolls  いくつかの人形たち

数えられない「お金」や「水」や「愛情」など一定の形を持たないか、抽象的概念につく時は、「~を少し」という意味。

Give me some water.

 すこしお水を頂戴。

 

send A to B  「AをBへ送る」

also  オーソーみたいに発音します。 

「また~する」という付加的意味。ここでは「本やCDを売れる」に対して、「また古着を持ってこれる」と動詞2つを足しています。

足し算だってことを忘れないように。英検2級以上の読解で重要になってきます。

例)

What do you like to eat? 何食べたい?

I like to eat sushi. お寿司食べたい。

Also, I like yakiniku. また焼肉も食べたい。

(お寿司+焼肉)

 

bringブリング 「~を持ってくる」

clothesクロウズ 衣服  clothクロウス 布

「布が集まって服ができる」と覚えよう。

 

That’s right. それは正しい

should 義務の助動詞 「~すべき」後ろは常に動詞は原形に。

just 「単に」(「本当に」という意味もある)

 

throw away  二つくっついて「~を捨てる」

throw them away 「それらを捨てる」の意。

代名詞が目的語の時はthrow awayで挟み込むこと。

これを「代名詞はサンドイッチの法則」と言います。

(私が命名した法則です。笑)

 

what else   

2つで1つの疑問詞。「ほかに何を」の意味。

whatはdoの目的語の意味だから、「何が」ではなく、「何を」と「を」をちゃんとつけること。

 

■依頼の助動詞Will you~?(~してくれませんか)

人に何かすることを依頼するときは「~してくれませんか」と言いますが、英語ではWill you~?と言います。

丁寧にplease(どうか)をつけてもいいです。

 

Will you open the window?

あなた、窓を開けてもらえませんか?

 

Will you come with me?

あなた、僕と一緒に来てもらえませんか?

 

■自分が人に何かしてあげたい時

「(私が)~しましょうか?」はShall I ~?と言います。

発音はシャライです。

Shall I open the window?

(私が)窓を開けましょうか?

 

■自分たちが何かをしようと提案する時

「(私達)~しませんか?」は、Shall we~?と言います。

発音はシャーウィーです。

 

Shall we go for a walk?

(私達)散歩に行きませんか?

 

Shall we dance?

(私達)踊りませんか?

※Shall I~?とShall we~?を区別しましょう。

 

終わりです。

 

中二英語サンシャイン プログラム3 パート2 助動詞の拡張 have to

中二英語サンシャイン プログラム3 パート2 

           助動詞の拡張have to

 

2021年1月29日 安倍冨士男

 

■新出文法事項 have toの話

 

義務の助動詞must(しなければならない)と同じ意味のhave toが今回の学習目標です。

 

have toは発音が「ハーフトゥー」です。

「ハヴ トゥー」ではありません。

 

意味は、mustと同じで「~しなければならない」です。

 

I have to go to the dentist today.

僕は今日、歯医者に行かなければならない。

 

主語が三人称単数で現在形の時は、has to(ハストゥー)になります。

Mary has to do her homework today.

メアリーは今日、宿題をしなければならない。

 

※mustとhave toの意味は同じと言いましたが、ほんとはちょこっと違います。

mustは、話し手の主観で「しけなけれならない」という意味。

have toは、客観的状況で「しなければならない」という意味。

 

You must study hard.

おまえさ、勉強しないといけないと、俺は思うよ。

You have to study hard.

(テストの結果を見ながら)お前さ、勉強しなければならないよ。

 

でも、中二生は、「同じ」と覚えて全然かまいません。

 

■ have toの否定はdon’t have toだが意味が変わる

 

have toは「しなければならない」だが、否定形のdon’t have toは「~してはいけない」ではなく、「~する必要はない」という不必要を表します。

 

肯定形 must(しなければ) 

否定形 must not (してはいけない)

 

肯定形 have to(しなければ)

否定形 don’t have to(する必要がない)

 

■なんでhave toがあるのか?

 

助動詞って、文中で1回しか使えないんだよね。だからほかの助動詞と使いたいときは、もう1つの形(私は影武者と呼んでいます)を使うことになります。それが1つ目の理由です。

 

未来の助動詞 will  「~でしょう」 影武者 be going to

能力の助動詞 can  「~できる」  影武者 be able to

義務の助動詞 must 「~しなければならない」 影武者 have to

 

例えば、「できるように+なるでしょう」はwill canと使えませんから、will be able toにして使います。

 

■ have toが存在するもう1つの理由

 

前回指摘したように、Must ~?の答え方で、Noの時にmustを使うと調子が悪いのです。

どうしてもdon’t have to(~する必要ははない)を使わないと応答文としておかしいのです。

 

例)

Must I leave now?  もう出かけなければならないですか?

 

No, you don’t have to. いいえ、その必要はありませんよ。

             ↑

          いい反応ですよね。

 

No, you must not.  いいえ、出かけてはなりません。

            ↑

         答えになっていないですよね。

 

■ have toの疑問文はDo I have to ~?

 

意味は「~しなければなりませんか?」です。

 

Do I have to read this book?

僕はこの本を読まなければなりませんか?

 

Yes, you have to.  はい、そうです。

No, you don’t have to.  いいえ、その必要はありません。

 

■ have toのまとめ

 

「しなければならない」ではhave toかmustを使う。

 好きなほうを使え、です。

ただし、口語ではやわらかいhave toが好まれます。

 

否定形 don’t have to  またはdoesn’t have to

    する必要はない

 

過去形 didn’t have to (中二ではやらない事項です)

    する必要はなかった。(実際やったかはどうかは別です)

  He didn't have to study hard.

     彼は一生懸命に勉強する必要はなかった。

 (勉強したかどうかは不明)

 

疑問文 Do S have to ?  しなけれなりませんか?

  Do you have to go to school tomorrow?

      明日、学校へ行かなければなりませんか?

 

応答文 Yes, S have to. (またはhas to)

    はい、しなければなりません。

          No, S don’t have to. (またはdoesn’t have to)

    いいえ、そうする必要はありません。

 

■ パート2の重要語句

 

sure   もちろん 発音はシュアよりシャが近い(とネイティブが言っていた)

Her mother is going to make one.

one =代名詞のone 「それを1つ」 ケーキを指す。

great! すばらしい

cake(s)  ケイクはクという無声音で終わっているからsも無声音のスと発音する。

 

■複数形のsの発音のルール

(語尾が)無声音なら、(sもまた)無声音で発音するからスとなる。

(語尾が)有声音なら、(sもまた)有声音で発音するからズとなる。

 

無声音 ク、ス、プ、トゥなど。声帯を使わない音

有声音 母音全部 グ、ブ、ドゥ、ズなど。声帯を使う音

 

cakeケイク クは無声音 ゆえにsも無声音ス ケイクス

eggエッグ グは無声音 ゆえにsも有声音ズ エッグズ

 

■これは動詞につける三単現のsにも言えること。

take(s) テイク クは無声音 だからsも無声音ス

go(es) ゴウ ウは母音だから有声音 だからesも有声音ズ

 

call  コール 電話する 「呼ぶ」と「電話する」がある

shoe(s)  シュー 複数形でシューズ いつも両足だからね。

entrance エントランス 玄関

take off~ ~を脱ぐ  衣服や靴を脱ぐ 自動詞で「離陸する」

another もう1つの アナーザー

event   イベント 行事

around the world  世界中の

against ~  ~に反対する

against hunger   飢餓に反対する

hunger   ハンガー  飢え hungryの名詞形

   hangerは、ヘンガーと発音し、「ハンガー」のこと。

join  ジョイン 参加する

for example   例えば

a long distance   長い距離

walk a long distance 

動詞walkはこの場合「他動詞」で、「~を歩く」

このページには自動詞と他動詞のwalkが混在しているから注意。

 S walkは、自動詞で「Sは歩く」

 S walk Oは、他動詞で「SはOを歩く」

 

right?   念を押す言い方「ですね?」 文尾をあげること。

just   これは注意を要する単語ですよ。

justは、「本当に」と「ただ~するだけ」の2用法あり。

この場合は、「本当に」の意味。

 

終わりです。

 

なんだかな~。教科書の構成。

これで英語ができるようになったら、逆に素晴らしい。

塾で勉強しない限り、英語はわからなくなるだろうな。

 

だって、パートの英文が終わった欄外に、

---------------------- 

■Let's write

「~だから・・・しなければならない」という文を書きましょう。

例) I have to go shopping because tomorrow is Jim’s birthday.

----------------------

という問題があって、この問題の「問題なところ」は、

 

1 

どうして従属節becauseがわかるの? まだ教えていないのに。

 

2 

becauseなどの複文(文が2つくっつく)は、次のパート3から出てくるのにね。

 

3 

このパート2でshould(すべき)なんて扱っていないよ。

だけどなんで、すぐ後の「文法のまとめのページ」で、must, have to, shouldと3つも並べちゃうの? 

 

これじゃあ、生徒がかわいそう。わたしに教科書かせてよ。(笑)

 

終わります。

ONE OK ROCK ”We Are" 歌詞の翻訳してみました

今日は、気分転換に「ワンノク」(One ok Rock)の「We are」という歌詞を翻訳してみました。

 

いや、実は自分が翻訳するよりも生徒に課題として出そうと思っていて。テストが終わったら何か、お楽しみがいいなと思って。

 

でも、課題として出す以上、自分も出来なきゃダメな訳で。

じっと眺めていたら、我慢できなくて翻訳してみたくなりました。

 

英語の翻訳は自分にとっては病気みたいなものです。

 

だいぶ前の話で恐縮ですが、米国第2の国歌ともいわれる「Amazing Grace」を授業で使うために訳してみて、それをブログにアップしたました。

 それが、ある人の目にとまり、とんとん拍子で資生堂のCMに採用され全国の販促用冊子に載ったことがあるのですよ。歌はUA(ウーア)さんでした。そんなミラクルに感動しました。

ロックは讃美歌もですが、歌詞が重要ですね。

 

それには後日談もありまして。

東日本大震災後に米国の著名な女流写真家が、被災地を撮った写真集を出すことになり、英語の俳句調のキャプションをつけました。

 そしたら、日本の代理人という方(東京)から、私にメールで連絡があり、翻訳をしてほしいと頼まれました。「なぜ自分が?」と思いましたが、アメイジンググレイスの訳の件で私を知っていたと。

 魂を込めて訳しました。メールで米国に住む著名な写真家とも議論しました。禅や魂の存在、キリスト教と仏教、、いろんな話をしました。そして完成し出版されました。後日、その方、来日したときに、わざわざ岩手に会いに来てくれました。その方、本当に有名な方らしく、米国の写真美術館でも個展を開く方とのこと。知らないから引き受けましたが、後から知って冷や汗タラタラでした。

 人生って不思議に満ちていますね。

 


【18祭】ONE OK ROCK 『We are』 | NHK

 

英語の歌詞は自分で検索して下さい。

いかに自分の試訳を載せておきます。

 

おそらく、作詞者はこんなことを言いたいのではないかと思って、「超訳」を心掛けました。

だって、いろんな人が訳をすでに出しているしね。似たようなものを書いても時間の無駄だし。読むほうもつまらないし。

 おそらく作詞者のTaku氏は、こんなことをメッセージに込めたのではないかと、そんなことを思って訳しました。

 

-------------

(イントロ)

僕たちは 僕たちは ・・・

あいつらは僕たちが無力だと思っている

あいつらは僕たちが価値のない人間だと思っている

だけど、気にすんな

 

あいつらは僕らを追い詰めてくる

もう手遅れだと、完全に行き詰まりで未来もないと

だけど、そんなことで振り向くな

 

------(原曲の歌詞)------

(子供の時代の)夢は終わり

(18になって)目を覚ます時

絶望や希望も同時に目を覚ました

鏡に映った (不安な)僕が問いかける

自分を誤魔化し 生きることに意味はあるか

--------------

 崖っぷちに追い込まれた時

 僕たちは若さゆえ絶望感に叩きのめされる

 飛び降りて死んだほうがマシだとも思う

 でも、僕たちは僕たちなんだ

 

 この世に確かなものはないと絶望にくれる

 だから僕は君を抱きしめるためにここに来た

 僕たちは僕たちなんだ

 一人ひとりが暗黒の未来に輝く希望の光だから

 

 ---------(原曲の歌詞)------

(何度もチャレンジして失敗したこともある)

(その時)酷く痛む 鼓動は早く

(だけど)遠のく景色を この手で掴もうとした

--------------

(挑戦しない)あいつらこそ最高の臆病者さ

あいつらはそれさえ気づいていない

だからあいつらの言うことに

絶対に負けちゃいけない

(くりかえし)

 

だから、別人になれたらなんて

絶対に自分に言っちゃいけない

 さあ、胸を張って立ち上れ

そして自分に言ってやれ

 僕は何も怖くないさと

 (くりかえし)

中二英語サンシャイン プログラム3 パート1 助動詞の拡張 must

中二英語サンシャイン プログラム3 パート1 助動詞の拡張 must

2021年1月28日 written by ABE Fujio

 

■新出文法事項 must

助動詞mustをここでは学ぶ。すでに中一で助動詞canを学んだ。今日は、canに加えて助動詞を増やし、伝える内容が豊かになるように努力しよう。

 

■これまでに学んだ助動詞

can  能力の助動詞「~できる」中一で学習済み

will  未来の助動詞「~するでしょう」 中2で学習したばかり

must 義務の助動詞「~しなければならない」 今回学習します

 

■助動詞とはなんですか?

助動詞とは、「動詞を助ける言葉」です。

動詞の意味に、話している人の判断や感情を加えていくものです。

例えば、「~できる」とか、「~しなければならない」とか、「~かも知れない」とか、話す人がどう思っているかを加えていくのです。

 

日本語で考えると、

例)彼は歌う。 に対して、判断を加えると、             

  彼は歌う【ことができる】。 

  彼は歌わ【なくてはならない】。

 となります。

 

 注意してほしいのは、カッコ内の「~ができる」とか「~しなくてはならない」は、主語である「彼」の判断ではなく、それを話している人(=話し手、話者)の判断です。

 話者とはその文をしゃべった人のこと。

 

次いでに言えば、

聞き手とは、文を聞いている人のこと。

会話は、「話者」と「聞き手」で成立します。

文法用語で「話者」のことを、「1人称」と言い、

「聞き手」のことを、「2人称」と言い、

会話の場所にいない人のことを、「3人称」と呼びます。

 

だから、

1人称は、「私」「私達」

2人称は、「あなた」「あなたたち」

3人称は、「彼」「彼女」「彼ら・彼女ら」となります。

 

3人称だけ性別があります。

 

繰り返します。助動詞とは、ある事柄に対して、話者の微妙な心の動きや判断や気分をミックスして伝えていこうとするものです。

 

こうすることで、表現できる意味内容が豊かになり、コミュニケーションがうまくいくのです。

 

■英語の助動詞の特徴

英語の助動詞は、次のような特徴を持っています。

① 動詞の前に置く

 Tom can swim.

② 主語が三人称、単数でもSをつけなくていい

  Mary can sing.

③ 後ろに置く動詞は、常に原形(つまり何もつけない)にする。

 John can write a Japanese letter.

④ 否定文は、助動詞の後ろにnotを置く。

 Taro can not read a newspaper.

⑤ 疑問文は、助動詞と主語の語順転倒で作る。

 Can Taro read a newspaper?

⑥ 助動詞は2つ同時に並べて使ってはいけない。

未来の助動詞will(~だろう)

能力の助動詞can(~できる)

※「できるだろう」はwill can, can willのどちらもダメです。

※どちらかを別の形で使うこと。

そのためcanはbe able toと言い換えできるようになっている。

Jiro will be able to read an English newspaper.

次郎は英字新聞を読【めるように】+【なるだろう】。

 

■ここで学ぶ助動詞 must

mustは「義務の助動詞」と言います。

意味は「~しなければならない」となります。

発音は「マスト」となります。

 

例)

You must wash your face.

君は顔を洗わなけれならない。

Taro must help his mother.

太郎は母を手伝わなければならない。

John must practice the piano.

ジョンはピアノを練習しなけれならない。

 

■mustの否定文 

mustの否定文は、must notが原則です。

意味は「~してはならない」という強い禁止です。

 

例)

You must not use the phone here.

ここで電話を使ってはいけません。

You must not swim here.

ここで泳いではいけません。

 

※短縮形はmustn’tと書きますが、発音がマーストントではなくて、省略してマースントとなります。

You mustn’t speak Japanese in this room.

この部屋で日本語を話してはいけません。

 

■mustの疑問文

mustは助動詞ですから、前に出して疑問文を作ります。

 

例)

Must I go to the hospital?

僕は病院に行かなければなりませんか?

Must you clean your room?

君は部屋を掃除しなければなりませんか?

 

■mustを使った疑問文への応答

Must I wash the dishes?

僕はこの皿を洗わなくてはなりませんか?

 

Yesの場合

そのままmustで答えます。

Yes, you must.

はい、そうです。

 

Noの場合

日本語で考えてみましょう。

 

「僕は皿を洗わなくてはなりませんか?」

に対して、次のどちらが適切でしょうか?

①「いいえ、洗ってはいけません。」

②「いいえ、洗う必要はありません。」

 

①は、応答としておかしいですよね。

②が、普通の会話で成立していますね。

 

①はNo, you must not.

②はNo, you don’t have to.

と言います。

 

このhave to(発音はハフトゥー)は次のパートで習います。

don’t have toで、「~する必要はない」を表します。

 

■Mustの疑問文の答え(まとめ)

Must ~?に対する応答は、

 

Yesの場合は、mustで答える。

「~しなくてはなりませんか?」 

「はい、しなくてはなりません」

 

Noの場合は、mustではなく、don’t have toで答える。

「~しなくてはなりませんか?」

「いいえ、する必要はありません。」

 

瞬間英作文練習はあとでやります。

 

■パート1の新出語

snack(s)   お菓子

before~  ~前に

hungry  お腹が空いている

Mom  発音はマム 「お母さん」

wait  待つ

wait for~ ~を待つ

charity チャリティ 「慈善」

town  町

town’s   町の 

hospital  ホスピタル 病院

children  チルドレン 「子供たち」

 

※特別な複数形 child-children

child(チャイルド、子供)の複数形は、sをつけたchildsではありません。children(チルドレン)となります。renの語尾は古い英語では、一般的な複数形を作る語尾だったのですが、今は特別な名詞にしか使いません。

 

begin(s) ビギン・ビギンズ 

■自動詞と他動詞の区別の話

同じ動詞でも、後ろに目的語(名詞のことです)がある時とない時で訳が微妙に異なります。

これをあいまいにすると、いつもフィーリングでしか訳せなくなり、混乱のもと、ひいては英語嫌いになります。

ですから、しっかりと用語を覚えて下さい。

 

自動詞=目的語がない・主語だけ必要=自(分で終わる)動詞と覚えると便利です。

日本語訳は、「~は・・・する」となり、「~を」が不要です。

 

他動詞=目的語がある動詞=他(が必要な)動詞と覚える便利です。

日本語訳は、「~は~を・・・する」となり、「~を」が必要です。

 

ですから、beginの場合は、

  目的語がない時「~が始まる」

  目的語があると「~が~を始める」となります。

 

School begins in April.  学校は4月に始まる。

Tom begins a new business.  トムは新商売を始めます。

「始まる」と「始める」は一文字違いなので、紛らわしいのですが、始まるものが違ってきますので、しっかりと自動詞・他動詞の区別をつけて下さい。

 

同じことがほかの動詞にも言えます。こういう動詞はかなり多いです。しかも、多くの生徒はここを見落として、訳がわからなくなっています。

 

例) 

grow

A grow 自動詞「Aが育つ」

A grow B 他動詞「AはBを育てる」

 

end(s) エンド・エンズ 「~が終わる」

put your name on the list リストに名前を書く(←置く)

 

■a.m.  エイエム 「午前」の話

略式ではamと書く。

使い方は、「時刻+a.m.」の順で書く。

ラテン語のante(~の前)meridiem(正午)の略語。

「アンテ・メリディエム」と読みます。

略しているから、正式にはピリオドをつける。

文尾にある時は、文の最後のピリオドと重ねない。

1個でいいよ。

The Walk begins at 7:00 a.m.

 

■pay ペイ 「支払う」の話

基本はpay A for Bで 「AをBに支払う」となる。

通例、Aにはお金が入る。

だから、pay the money for ~が多い。

支払うものが「お金」ってケースが多いもんだから、

お金を省略すると、pay for Bとなる。

それでも、「Bにお金を払う」と訳す。

 

こういう省略は英語で多いんです。

「~に手紙を書く」は、本当はwrite a letter to~。

だけど、書くと言えば「手紙」だから、a letterを省略する。

すると、write to~になる。

でも、日本語に訳す時は、「~に書く」じゃ通じない。

やはり、「~に手紙を書く」と訳すんですね。

 

■ドルの話

記号は、$ 

縦棒1本です。調子にのって、2本書かないように。 

つづり字はdollar(s)です。dOllArと書きます。

発音はダラー(ズ)。ドラーズじゃないよ。

 

複数形にするのは、2ドル以上の時です。

one dollar 1ドル

two dollars 2ドル

hundred dollars  100ドル

 

記号の$は、数字の前につけますが、読む時は「数字+$」の順です。

$1 = one dollar

$2 = two dollars

$100 = three dollars

 

on the right 右側を 前置詞はon

You must walk on the right.

君は右側を歩かなければならない。

 

■youの話

youには「目の前にいる『あなた』」という意味と、「あなたも含めた一般に人のこと全部を指す」を表す用法があります。

 

後者を文法用語では「総称のyou」と呼びますが、私は「一般人のyou」と呼んでいます。

 

話しかけるような調子で親しみが増すので、youを使います。

広告文やマニュアル文ではone(人は)やwe(私達は)よりも好んで使います。

 

例えば、このパート1の「チャリティーウォークの広告文」に使われているyouも、すべて「人は」という意味であり、個人としての「あなたは」ということではありません。

 

じゃあ、「あなた」じゃなければ、なんて訳せばよいのか?ということになりますね。

「訳さない」のが一番いいです。

 

例)

You must pay $15 for the Walk.

「そのチャリティーウォークには、15ドル支払わなければなりません。」

 

You must walk on the right.

右側を歩かなければなりません。

=右側通行です。

 

以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中2英語サンシャイン2 プログラム2「未来形」の解説と重要語句

中2英語教科書 サンシャイン 

プログラム2「未来形」 重要語句と文法解説 


■ここで学ぶ文法事項は、「未来形」です。

英語では、以下のように時間の流れを原則3つに区切っています。


終わったこと 動詞を過去形にする

現在の状態  動詞を現在形にする

これからすること 動詞を未来形にする


未来形を学ぶことによって、皆さんは、これからすることを相手に伝えることができるようになります。がんばりましょう。


■動詞の変化に未来形はない英語の動詞の変化は次のようになっています。

原形ー過去形ー過去分詞形(ー現在分詞形)


現在形は、原形をそのまま使うか、三単現のSを語尾につけて使います。


過去形は、前のレッスンで習いましたね。規則的にedをつける(規則変化動詞)か、語形そのものを変化させる(不規則変化動詞)かのいずれかで形を作りました。


未来形は、語形変化で作るわけではなさそうですね。


■未来形の基本は、「will+原形」で作る。


未来形という語形変化はないため、英語では「未来を表す助動詞will」の助けを借りて作ります。


英語の未来形の基本will+原形


日本語訳「~するでしょう」


大事なことは、未来形は動詞を「will+原形」で作るのですが、普通は未来を示す語句を伴います。必須ではありませんが、ほとんどの場合つけて使います。


■未来を示す語句とは?


tomorrow(明日)、this evening(今晩)、tonight(今夜)tomorrow morning(明日の朝)などをつけることが多い。

※なお、こういう単語を「時間を表す副詞」と言います。


■ついでに言うと。

 

それがいつ起きたのかを示すのは、英語では動詞の形で時間を示すと言いましたが、実は、「時間を表す副詞」も一緒になってセットで昨日します。つまり、動詞の形と時間の副詞と一緒になって、「それがいつ起きたのか」を相手に間違いなく知らせるようにしているのです。


例)

現在形と現在の副詞 It is fine today.

過去形と過去の副詞 It was rainy yesterday.

未来形と未来の副詞 It will be cloudy next Wednesday.


■未来形の基本形 

単純未来実は未来を表すにはいろいろな表し方があります。でも、その中でも一番基本になるのが、「will+原形」です。


will + 原形 「~するでしょう」


I will be 18 years old next year.

わたしは来年、18歳になるでしょう。
Tom will come tomorrow.

トムは明日来るでしょう。


これには誰かの意図や考えなどは反映されません。

単純に来年が来れば、18歳になることを言っています。こういう誰かの意図などまったく関係のない単純な未来、客観的な未来を文法用語で「単純未来」と言います。


単純未来は、動詞を「will+原形」にするだけでなく、ほとんど例外なく「未来の時間を示す時間の副詞」を伴います。


■もう1つの未来「意志未来」

 

単純未来と形は一緒でも、時間の副詞を伴わない場合には、ほとんどの場合、主語の意思や決意を表す「意志未来」になります。


意思未来の日本語訳は、「~でしょう」みたいなそんなのんきな感じではなく、「~します」「~するわ」「~するぞ」みたいに、主語の決意を表明しているように訳す必要があります。


ただ形が「will+原形」のため「意志未来」と未来をつけて呼んでいますが、私はこれは未来ではなく「決意」と呼びたいと思っています。

でも、私は文法学者ではないので、そんな力の権利もありません。


例) 

I will do that.  

「僕がそれをするよ」  

「私がそれをやりますよ」  

「おれがそれをするってば」

 

それをするのは、今であって遠い未来ではないのです。だから、単純未来のように「~するでしょう」という訳はハマらないのです。


例) I will do my best!    

訳は「おれ、死んでもベストを尽くすから!」です。  

 

「僕はベストを尽くすでしょう」では、そばで聞いている人が拍子抜けするでしょうね。


※ 【まとめ】英語の未来形「will+原形」には2つの用法がある。

1 時間の語句がついているとき  

  = 単純未来 =「~でしょう」

 

2 時間の語句がついていないとき 

  = 意志未来 =「~するぞ!」


■willの短縮形

willは動詞ではなく、主語とくっついて短縮形を作ります。ただし、意志未来(私は「決意」と呼ぶ)は、willが強調されるため、短縮させません。必ずwillを強調して発音します。


I will = I'll 

You will=You'll 

He will= He'll 

She will= She'll

It will = It'll 

We will = We'll

のようになります。

 

■未来形の疑問文と否定文
大事なことはwillは未来を作る助動詞だと覚えておくことです。

文法的にbe動詞と助動詞(のすべて)は、動作が一緒です。

つまり、疑問文を作る時はbe動詞と助動詞は、主語の前に出します。

 

否定文を作る時は、be動詞と助動詞は、notを直接つけます。


例)be動詞の例 

平叙文 He is a student. 

疑問文 Is he a student?  語順転倒で作る

否定文 He is not a student?  直接つける

 

例)助動詞willの例  be動詞と作り方は同じでしょ。

It will be rainy tomorrow.  明日は雪でしょう。

Will it be rainy tomorrow.  明日は雪でしょうか。

It will not be rainy tomorrow.  明日は雪ではないでしょう。


■教科書の順番に注意教科書はなぜか順番が変です。

学習者の目線で設計されていません。

パート1で「予定と意図のbe going to」

パート2で「意志未来のwill」

パート3で「単純未来のwill」となっています。


学習者の理解を第一に考えれば、基本となる「単純未来のwill」その応用編である「意志未来のwill」willとは違う「be going to」になるべきです。
これでは混乱を伴うでしょうね。だから、この解説を書いています。


■予定と意図のbe going to


willのほかにもう1つ「be going to」で未来を表すこともできます。これは、「willと用法は違う。取り換えがきかない」と覚えて下さい。

(本当は、willとbe going toは重なるところもあり、交換可能なケースがありますが、それはもっと学習が進んでから学ぶことにしましょう。と言っても、ほとんどないんですけれどね。)


じゃあ、be going toは、どんな意味の未来かと言いますと、


「あらかじめ予定に決めておいて、それが未来の時点で予定通りになりますよ。」という時に使います。


日本語にすると「(予定通り)~することになっている」または「~する予定です。」という訳が一番ぴったりです。


willは、そんな予定通りではありません。willの一番大事な未来の用法は、単純未来であり「~するでしょう」という客観的な事実を述べることが、一番の仕事です。


I am going to go shopping tomorrow.

  「私は明日、買い物に行く予定です。」〇

  「私は明日、買い物に行くでしょう。」×


この場合、買い物に行くことは、私の計画ですでに決まっていて、スケジュール帳かカレンダーに書いてあったり、すでに誰かと相談して行くことを事前に決めていたのです。


それに対して、もしwillを使えば、

I will go shopping tomorrow.

tomorrowがあっても意思未来です。

「私は明日、買い物に行きますよ。」

そういう意思を持っているよ。ということを言いたいのです。


つまり、同じ未来でもwillは「意思」を強調し、be going toは「計画性・あらかじめ予定されていた」を強調します。


だから、訳を変えなければなりません。


ただし、be going toでも主語が人の場合、予定の訳「~する予定です」が発展して、「~するつもりです。」という意図の訳も可能です。


■違いをまとめます。

----------------------------------
will


①単純未来  =ただの未来=意図や計画性なし

「~するでしょう」

I will be 16 next spiring.

「私は来春、16歳になるでしょう。」


②意思未来  =未来というより現在の「意思」や決意。

ただし、be going toと違うのは「計画性」「予定」ではないこと。「~するぞ」が訳として適する。

I will do my best at the final game.

「決勝ではベストを尽くすぞ」

 

----------------------------------
be going to


③計画された「予定」=予定が実現されることを述べる。

「~する予定です。」

I am going to go shopping tomorrow.

「私は明日、買い物に行く予定です。」


④予定から発展した「意図」

=あくまで計画されていた点が②と異なる。

「~する予定です。~するつもりです。」

I'm going to buy a car.

「僕は車を買う予定だ。」「僕は車を買うつもりです。」


She is going to become a teacher.

「彼女は先生になるつもりです。」

 

------------------------
■まとめのまとめ

 

未来を表す2つの表現には2つずつ役割がある。どれも大事である。will 原形   

    単純「~するでしょう」  意思「~するわ!」

be going to 原形  

   予定「~する予定です」  意図「~するつもりです」

 

■willとbe going toの文の否定文と疑問文


ここではまとめて解説しますね。willは未来の助動詞、be going toも未来の助動詞でbe動詞を使っている。

このbe動詞は意味のあるbe動詞「~である。~がいる」ではなく、単にbe going toをつくるためにある助動詞。


■否定文を作る原則

「助動詞の否定文は、いつもnotを直接つけて作る」


例)

It will not rain tomorrow.

明日は雨が降らないでしょう。
He is not going to visit the museum.

彼は博物館を訪れる予定はありません。

 


■疑問文を作る原則

「助動詞の疑問文は、いつも主語と助動詞を語順転倒させて作る」


Will you go to the museum tomorrow?

明日、あなたは博物館へ行きますか?(単純未来)
Is he going to visit the museum? 

彼は博物館を訪問する予定ですか。(予定未来)


※Will you~?には、「未来」ではなく、「依頼」という意味もあるので注意が必要。その場合には、pleaseを添えると意味がはっきりする。

Will you please open the window?

「窓を開けてもらえませんか?」(依頼)


■パート1語句解説

Oh, are you? 疑問文の省略

at the park 公園で atを使う点に注意 狭い場所はatが基本

I think so.  soは「そのように」

plant(s) プランツ 植物

think   考える 過去形thought(ソート)

buy  買う 過去形bought(ボート)

weekend 週末 アクセントはeeに。

grandparents  祖父母(複数形)

go shopping  go doing ~しに行く

Finland  フィンランド  形容詞はFinnishフィンランド

go on a picnic  ピクニックに行く

quess what? 「あのね」 もとは「なんだと思う」から発展

next month  「来月に」 

in Aprilのように月にはinだが、nextがつくとin不要

How come? 「どうして?」Why?よりも口語的。

a student exchange program 交換留学生制度

How long  期間を尋ねる疑問詞「どの位長く」

stay there そこに滞在する 

For a week  1週間の間 forは「~の方へ」と期間「~の間」がある

What language 「何語」

whatとwhichとhowは他の語とくっついて疑問詞を作ることがある。

 

Finnish, Swedish, and English

「~語」と「~人」は、その国名の形容詞と同形の形を使うこと。

 

名詞 Japanは国名「日本」

形容詞 Japaneseは「日本の、日本語の、日本人の」

名詞 Japaneseは「日本語」「日本人」 

 「日本語」の時は数えられない名詞なので無冠詞

 「日本人」の時は数える名詞かつ複数形もそのままの形  

     一人の日本人 a Japanese   

    二人の日本人 two Japanese


Sweden スウェーデン Swedish スウェーデン

The United Kingdom イギリス English 英語

So  文頭のsoは「だから」so+形容詞は、「とても」

 

■パート2語句解説

will  未来の助動詞 「~するわ」「~するでしょう」

tomorrow  明日 

cycle 自転車 yは「アイ」と発音する

cycling サイクリング

right now すぐに = at once, right away

go cycling  サイクリングに行く

I'll  = I'll  発音注意 アイオに近い発音になる

meet  「出会う」 過去形met

talk with ~と話をする

else  「他に」

anything else  何かほかのこと

perhaps  「たぶん」発音パハップス

do shopping  買い物をする

be famous for ~で有名な 

 

 

■パート3語句解説

this Sunday  「今週の日曜日」未来のこと

go camping  「キャンプに行く」

sunny 形容詞「天気がいい」

hope  「希望する」規則動詞hoped

fun  発音ファン「面白いこと」名詞 

fan  発音フェン「ウチワ」「送風機」

fan  発音フェン「支持者・ファン」fanaticを短縮したもの

all year round 一年中

even in summer evenは強調で「~でさえ」

talk to = talk with ~と話す

take pictures 写真を撮る

send 「送る」過去形sent

It'll 発音はイットオ =It will

great fun すごく楽しいこと 

 funは数えられない名詞だからaは不要です。

be worried about ~を心配している

weather  天気 発音ウェザー eaでエ

anyway エニウェイ 「いずれにせよ」「ともかく」

comment コメント

make a comment コメントする

shake hands with ~と握手する

won't ウォウント = will not  wantは発音がウォント


■天気のまとめ

天気を言う時は、It is 形容詞 today.が基本形。

天気がいい = sunny

曇りの = cloudy

雨の = rainy

雪の = snowy

寒い = cold

暑い = hot

涼しい = cool

暖かい = warm 発音ウォーム(ワームは虫のこと)


終わり


今回は未来形でしたが、なぜ教科書ではわざわざbe going toから入るのでしょうね。これでは混乱するのではないでしょうか? 

皆さんは混乱してはいけませんよ。未来形の基本は「will+原形」ですから。

では。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中二英語サンシャイン プログラム1 パート3 新出語句と文法ポイント

中二英語サンシャイン プログラム1 パート3 新出語句と文法ポイント

            2021年1月22日 安倍冨士男

ここで学ぶ文法事項は、過去進行形です。

 

■進行形とはなんですか?

 まず、進行形の話をしましょう。進行形とは、動作がまさに行われている瞬間を表現します。しかも一瞬の動きです。日本語で言うと、「まさに今~している最中だ」という表現が相当します。

例) 私は今、ちょうどシャワーを浴びている最中です。

   彼女は、ちょうどいま、電話をしている最中です。

   トムは、英語を勉強している最中です。

 

■進行形の基本形と日本語訳

 英語で進行形は、「be動詞+doing」という2つのパーツで作ります。doingというのは、現在分詞形とも言って、動詞の語尾にingをつけて作ります。

だから、習う先生によっては、現在分詞形と言わずに「動詞のing形」と言ったり、「アイエヌジー形」と言ったりしますが、指しているものは同じです。私は、進行形=「ビー・ドゥーイング」=「~している最中だ」と暗記することを勧めています。

 

 対応する日本語訳は、「~している」「~している最中です」などがあてはまります。注意が必要なのは、単に「~している」が進行形とも現在形ともとれることです。

 「私は彼女を愛している」は、語尾が「~している」ですが、進行形ではありません。現在形です。現在の一定期間同じ状態が続いていることを言います。

だから、最初のうちは、進行形とは「~している最中だ」と強く意識してほしいと思います。慣れてきたら、「~している」と簡単に訳してもいいでしょう。

 

■英語の動詞は、「状態」か「動作」の2つに分類できる。進行形にできるのは「動作動詞」だけ。

 これを中学で教えているかどうかはわかりません。わかりませんが、とても大切なことです。

英語の動詞は進行形にできる動詞と出来ない動詞に分かれます。

 

□進行形にしてもよい動詞  動作動詞  

動きを表す動詞なので、一瞬の動作としても表現できる。ほとんどの動詞がこれにあたる。辞書でも、Dynamic(動的)という意味でDと示している辞書もある。

play(する)、eat(食べる)、go(行く)など非常に多い。

 

□進行形にできない動詞  状態動詞  

一定期間ずっと続く状態を表しているので、一瞬の動作を表現できない。次のような種類がある。これらは辞書にStatic(静的)という意味でSと示しているものもある。

 ア 一定時間続く状態を表す動詞 have , be, など

 イ 心理的な動詞 like, love, think, know, understand

 ウ 感覚に関する動詞 see, hear, feelなど 

 

※seeは意識してなくても「目に入る」という動詞なので進行形にできない。一方、同じ「見る」でも本人が意識して動作としてできるwatch(見る、観察する)は進行形にできない。同様にhearは「聞こえる。聞こえてくる」でlisten toは「積極的に聞く」なので、listen toは進行形にできるが、hearは進行形にできない。

 

※また、1つの動詞が意味によって進行形にできたり、できなかったりすることもある。例えば、thinkは「思う」という一定期間続く状態動詞の場合と、「意志をもって考える」では動作動詞になる。後者の場合、進行形にできる。

 

□結論

 言いたいことは、「なんでも進行形に出来ると思うな」ということ。いろいろ細かいことを述べたが、整理するとこうなる。

絶対に進行形に出来ない動詞(状態動詞A)  

  be, know, have, see, hearなど少数の動詞

意味によってはできたりできなかったりする動詞(状態動詞B)   think, feel, live, loveなど、少数の動詞

無条件に進行形にできる(動作動詞)

  play, eat, throw, jumpなど非常に多くの動詞

 

■進行形はいつの進行形かで3つある。

現在進行形 be doing  (今)~している

過去進行形 be doing (あのとき)~していた。

未来進行形 will be doing(~するときには)~しているでしょう。

 

かっこの中の時間を表す言葉は、必ず必要という訳ではありません。理解しやすいようにつけてあるだけです。

 

■過去進行形 平叙文

過去進行形は、動詞をwas/were doingにして作ります。

wasかwereは主語に合わせて選びます。

動詞の語尾にingをつけて、現在分詞を作ります。

日本語訳は「~していた」になります。

普通は、過去の1点を表す語句を伴います。(あの時、10時に、など)

 

  1. ユキは10時に本を読んでいました。
  2. Yuki was reading a book at ten o’
  3. 太郎は11時に数学を勉強していました。
  4. Taro was studying math at eleven o’
  5. 麻里とケイは、1時に昼食を食べていました。
  6. Mari and Kei were having lunch at one o’
  7. 私達はその時、映画を見ていました。
  8. We were watching a movie at that time.

 

■過去進行形 否定文

過去進行形はbe動詞を使っているので、be動詞の直後にnotをつければ否定文ができます。

  1. 彼は4時頃テニスをしていなかった。
  2. He was not playing tennis around 4 p.m.
  3. ジョンは正午に水泳をしていませんでした。
  4. John was not swimming at noon.
  5. マイクはその時、写真を撮っていませんでした。
  6. Mike was not taking pictures then.

 

■過去進行形 Yes-No疑問文

過去進行形は、be動詞を文頭に出します。

返答はYes, she was/ No, she wasn’tのようにbe動詞を使って答えます。

 

  1. 彼女は4時頃テニスをしていましたか。 
  2. Was she playing tennis around 4 p.m.?
  3. 彼らは5時頃英語を勉強していましたか。
  4. Were they studying English around 5 p.m.?
  5. トムはその時テレビを見ていましたか。
  6. Was Tom watching TV then?

 

■過去進行形 Wh疑問文

過去進行形の疑問詞を使った疑問文は、

疑問文を文頭に出し、be動詞を含む残りの文で語順転倒させ疑問文を作ります。

その結果、必ず Wh+was/were+主語+doing?になります。

 

  1. あなたはその時、誰と話をしていたんですか?
  2. Who were you talking to?
  3. あなたはそこで何をしていましたか?
  4. What were you doing there?
  5. あなたはそこで何を作っていたのですか? 
  6. What were you making there?

 

■パート3の語句解説

  1. this morning 今朝(過去のこと)      in the morningだけど、thisがつくとin不要
  2. see-saw 見る-見た
  3. withひと ~と一緒に             withモノ モノを使って
  4. Ah アー          ああ 軽い驚きを表す
  5. one of 複数形 ~の1つ           必ず複数形がくる
  6. hobbies 趣味(複数形)   yをiに変えてesをつける
  7. Sakura Part さくら公園           地名は固有名詞といって、必ず大文字で始める
  8. about noon 昼頃           aboutは「~について」の前置詞と、「~頃」の副詞がある。

また、noonは単独で使う時はat noonと前置詞がいるが、aboutがつくとatは不要。

  1. last Sunday 先週の日曜日       これもon Sundayが普通だが、lastがつくとon不要
  2. cherry blossoms サクラの花  blossom桜やリンゴなどの食用果樹の花flower鑑賞用の花
  3. they were having hanami parties.   have(持つ)では進行形不可。have(開催する)では進行形可。
  4. parties パーティ(複数形)  partyの語尾yをiに変えてからesをつける
  5. Some were eating.   Some peopleを省略したもの 主語が複数形なので動詞はwere
  6. others   他の人たち
  7. said   発音注意 セッドが正解。セイドと言う人が多いけど間違い。
  8. S. United States of Americaの略称。 省略したよ、ということをドットで表現すること。
  9. Easter イースター(キリストの復活を祝うお祭り)復活祭ともいう。お祭りは固有名詞なので大文字。
  10. eggs 発音大事。eggの語尾がグなので、sはズとなる。エッグズ。
  11. miss 「~がなくて寂しく思う」
  12. Easter egg hunting イースターエッグハント 部屋の中に隠された卵(チョコ製が多い)を捜す遊び

 

 

以上です。

なかなか難しいですね。言語学習以外の異文化理解というのが入ってきて、生徒の皆さんも大変ですね。イースターとかに振り回されないようにして、ここでは過去形をしっかりと学習することが一番大事なことですね。