今日は、気分転換に「ワンノク」(One ok Rock)の「We are」という歌詞を翻訳してみました。
いや、実は自分が翻訳するよりも生徒に課題として出そうと思っていて。テストが終わったら何か、お楽しみがいいなと思って。
でも、課題として出す以上、自分も出来なきゃダメな訳で。
じっと眺めていたら、我慢できなくて翻訳してみたくなりました。
英語の翻訳は自分にとっては病気みたいなものです。
だいぶ前の話で恐縮ですが、米国第2の国歌ともいわれる「Amazing Grace」を授業で使うために訳してみて、それをブログにアップしたました。
それが、ある人の目にとまり、とんとん拍子で資生堂のCMに採用され全国の販促用冊子に載ったことがあるのですよ。歌はUA(ウーア)さんでした。そんなミラクルに感動しました。
ロックは讃美歌もですが、歌詞が重要ですね。
それには後日談もありまして。
東日本大震災後に米国の著名な女流写真家が、被災地を撮った写真集を出すことになり、英語の俳句調のキャプションをつけました。
そしたら、日本の代理人という方(東京)から、私にメールで連絡があり、翻訳をしてほしいと頼まれました。「なぜ自分が?」と思いましたが、アメイジンググレイスの訳の件で私を知っていたと。
魂を込めて訳しました。メールで米国に住む著名な写真家とも議論しました。禅や魂の存在、キリスト教と仏教、、いろんな話をしました。そして完成し出版されました。後日、その方、来日したときに、わざわざ岩手に会いに来てくれました。その方、本当に有名な方らしく、米国の写真美術館でも個展を開く方とのこと。知らないから引き受けましたが、後から知って冷や汗タラタラでした。
人生って不思議に満ちていますね。
【18祭】ONE OK ROCK 『We are』 | NHK
英語の歌詞は自分で検索して下さい。
いかに自分の試訳を載せておきます。
おそらく、作詞者はこんなことを言いたいのではないかと思って、「超訳」を心掛けました。
だって、いろんな人が訳をすでに出しているしね。似たようなものを書いても時間の無駄だし。読むほうもつまらないし。
おそらく作詞者のTaku氏は、こんなことをメッセージに込めたのではないかと、そんなことを思って訳しました。
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(イントロ)
僕たちは 僕たちは ・・・
あいつらは僕たちが無力だと思っている
あいつらは僕たちが価値のない人間だと思っている
だけど、気にすんな
あいつらは僕らを追い詰めてくる
もう手遅れだと、完全に行き詰まりで未来もないと
だけど、そんなことで振り向くな
------(原曲の歌詞)------
(子供の時代の)夢は終わり
(18になって)目を覚ます時
絶望や希望も同時に目を覚ました
鏡に映った (不安な)僕が問いかける
自分を誤魔化し 生きることに意味はあるか
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崖っぷちに追い込まれた時
僕たちは若さゆえ絶望感に叩きのめされる
飛び降りて死んだほうがマシだとも思う
でも、僕たちは僕たちなんだ
この世に確かなものはないと絶望にくれる
だから僕は君を抱きしめるためにここに来た
僕たちは僕たちなんだ
一人ひとりが暗黒の未来に輝く希望の光だから
---------(原曲の歌詞)------
(何度もチャレンジして失敗したこともある)
(その時)酷く痛む 鼓動は早く
(だけど)遠のく景色を この手で掴もうとした
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(挑戦しない)あいつらこそ最高の臆病者さ
あいつらはそれさえ気づいていない
だからあいつらの言うことに
絶対に負けちゃいけない
(くりかえし)
だから、別人になれたらなんて
絶対に自分に言っちゃいけない
さあ、胸を張って立ち上れ
そして自分に言ってやれ
僕は何も怖くないさと
(くりかえし)