中二英語 サンシャイン2 プログラム4 パート2 重要語句解説

中二英語 サンシャイン2 プログラム4 パート2 重要語句解説

 

2021年2月8日 安倍

 

■ここで学ぶこと

語彙の増大です。単語やイディオムを整理していきましょう。

 

■パート2の進出語句

a new point of view  新しい考え方(見方、観点)

point   点 

view   見方、意見、観点

listen to~  ~を聞く(意識的動作なので進行形可)

idea    アイディーア  「考え」

 

■似た語の識別

fan  フェン  うちわ、扇風機、~が好きな人(ファン)

アとエの中間の口の形を作るとできる。 

似ている名詞 fun ファン たのしみ

日本語の「ア」をもうすこしはっきりと「ア」と言うとできる。

 

for twenty years  時間のforは「~の間」

For twenty years?  こだま疑問文(エコークエスチョン)と言う。

そのまま繰り返して、音調を上昇タイプにすること。

 

How? 「どうやって」疑問詞だけでも十分に通じる。

Tell me. 「教えて」tellは本当は後ろに「~に」「~を」と2つの要素をとる動詞。

try  「挑戦する」「試しにやってみる」

 

■ まぎらわしいfirst, fast。

first 

副詞 文頭で使う場合は「まず第一に」と順序を示す。

形容詞 the first~ は形容詞の用法「1番目の~」

発音はファーストだけど、フェーストみたいに、口をあけない「ア」。

 

fast

発音はファストまたは、ファーストで口をあける「ア」

日本語に近い「ア」

意味は、「(速度が)速い」の意味。

ファーストフード「速く食べられる食品」

ファストファッション「回転の速い流行服」

 

halfway ハーフウエイ アクセントは後ろのwayに置く。

  意味は副詞だから、「半分だけ~する」と動詞を修飾する。

  副詞の一番大事な働きは「動詞を修飾する」こと。

gently  ジェントリー 副詞「やさしく(~する)」

the other half  「ほかの半分」→「残りの半分」

other アザー 「他の~」という意味。

another  アナーザー 「もう1つの~」

another ten years  「もう10年」「あと10年」

excellent  エクセレント 「素晴らしい」

forever  フォーエバー 副詞「永遠に~する」

whole   ホウル wは発音しない。だからhole(穴)と同じ発音

   意味は、「全部の~」という意味。

important  インポータント 「重要な」 

   書かせる問題が時々出るが、rを抜かして書く人が多い。

Yes?  「エッ本当?」という強い疑い。文尾を上げること。

Second  文頭にあるので「次に」「2番目に」

get a new point of view 

 「新しい考え方を得てごらん」じゃ訳が堅い。

 「考え方を新しくしてみるんだ」ぐらい意味。

Use your head.  「頭を使うんだ」2重の意味を含む。これがオチ。

I’ll use my head. 

 文中に未来の語句がないので、このwillは「意思のwill」だ。

  だから、「僕は~するよ。」の意味。

  「~するでしょう」じゃないよ。

  だから、「じゃあ、頭を使ってみよう。」という意味。

 

I’m thinking...   thinkは「思う」では進行形不可。

  だけど、「一時的に意思を使って考える」の意味では進行形可能。という小めんどくさい動詞。「オイラは今、考え中、、、」位の意味。

I have no idea.  これはイディオム。

 直訳は「私はアイディアがない」。意訳は「わかんないよ。」

 

■前置詞のlikeの話

like this 

このlikeは前置詞のlikeで「~のように」。

動詞のlikeは「~が好き」の意味。

 

(見分け方)

英文には時間を示す動詞は1回しか使えない。

   ↓

この文にはすでに動詞useがある。

   ↓

だから、likeは動詞じゃない。

   ↓

前置詞のlikeは「~のように」

   ↓

like thisは「このように」「こんな風に」

 

終わり

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中二英語 サンシャイン2 プログラム4 パート1 重要語句解説

中二英語 サンシャイン2 プログラム4 パート1 「英語落語」

 

2021年2月6日 安倍

 

■ここで学ぶこと

語彙の増大です。単語やイディオムを整理していきましょう。

 

■パート1の進出語句

 

Where are you?   areはこの場合、「~にいる」という存在の意味。

Dansan     ダンサンおそらく「旦那さん」のこと。注が欲しいね。

May I help you?  

もとは「私はあなたを助けてもよいですか」だが、発展して「何かご用でしょうか?」という店員がお客さんに使う言葉。

 

■許可の助動詞mayの話

may  助動詞mayはここで初出。発音メイ。

意味は「~してもよい」という許可の助動詞。

You may sing here.  ここで歌っていいよ。

 

疑問文は、mayを前に出して作る。許可を求めるよく使う表現。

May I come in?  入ってもいいですか?

 

否定は不許可の「~してはいけない」でmay notになる。

notを強く発音する。

 

must notとの比較

must notは強い禁止 「(絶対に)してはいけない」

may notは軽い禁止 「してはいけないよ」

日本語訳が変わらないので、混乱のもとになっている。

 

短縮形mayn’tはあるにはあるけど使わない。

You may not swim here. ここで泳いではいけません。

 

 

look at   ~を見る

pillar      柱

nail  くぎ 発音は「ネイル」(ナイルじゃないよ)

stick out   飛び出す

dangerous   デインジャラス  危険な

hammer  ハンマーじゃなくハマーと発音します。金づちのこと。

Go and動詞  「行って~して下さい」の意味

borrow   バローまたはボロー (無料で)~を借りる

neighbor   ネイバー 「近所の人」  ghは読まない黙字

soon スーン 「すぐに」

come back  戻る

I’m back.   戻りましたよ。

get a hammer  金づちを手に入れる 

  get+名詞は「~を手に入れる」

  get+形容詞は、「~になる」

   get sick 「病気になる」

 

sir   サー  男性に対する改まった呼びかけの言葉

Why not?   どうしてしなかったの? 文を略した形

ask   アスク 尋ねる  

  「ask 人 about モノ」で「人にモノについて尋ねる」

   なお、askedは、k(無声音)で終わるからedも無声音/t/。

   つまり、アスクト。asksも同様。無声音でアスクス。

iron    発音注意アイアンです。アイロンではないです。

   「鉄」の意味。

an iron nail   鉄の釘  

bamboo  バンブー 「竹」 アクセントはbooを強く。

answer  アンサー 「答える」 

   母音で終わるから、edは有声音のド。answeredアンサード

   三単現のSはanswers 母音(有声音)で終わるから、

    有声音のズ アンサーズ

Then   文頭のthenは、「次に」という意味です。

   「その時」ではありません。

 

■物質名詞と普通名

iron  

「鉄」は材質を表す名詞なので、「物質名詞」と呼びます。

物質名詞は1つ、2つと数えられません。

文中で使う時は、そのままの形(裸の形)で使えます。

Iron is very hard.  鉄は非常に硬いです。

 

「物質名詞」は、他に「液体」「気体」なども含みます。

 water, air, gasなど。

 

一方、手で握って触れるような「一定の形」を持つものは、普通名詞と言います。

ペンや机や時計です。これらは、英文中で「絶対にそのままの形で使ってはいけません」

必ずaやtheやhisなどをつけたり、複数形にしたりして使います。

The pen is mine.  そのペンは俺のだよ。  Pen is mineはダメです。

 

It’ll   発音イトオ it willの短縮形。

damage  ダミッジと発音。ダメージではないです。 

  「~に損害を与える」「~をいためる」

so stingy  スティンジー 「けちな」 soは強調語「とても~」

well   ウェオ 「ええっと」考えている時に発する言葉。

all right  オーライ 「いいですよ」「大丈夫ですよ」「結構ですよ」

just   ジャス 「ただ(~するだけ)」 

own  オウン  「自身の」 所有を強調する 

my own hammer   私自身の金づち

 

以上です。

落語のオチ、わかりましたか?

ほんとうにケチな旦那さんですね。(笑)

 

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助動詞mayをここで出すのかね~。重要なのにね。

しっかり、will, can, may, mustと並べて、「体系的に」教えたほうが、わかりやすいと思うんだが。

 

 

 

 

 

 

中二英語 サンシャイン2 プログラム3 パート3 重要語句解説

中二英語 サンシャイン2 プログラム3 パート3 

接続詞thatの登場

 

2021年2月1日 安倍

 

■ここで学ぶ文法事項 「接続詞のthat(ザット)」

 

■接続詞は等位と従属の2つがある

 

接続詞とは、何かと何かをつなぐ単語のことです。

例えば、誰でも知っているandなどはその例です。

 

例) Tom and Mary  トムとメアリー

 

つなぎ方によって、2つの種類があります。

①等位接続詞 つながれる2つのものが独立している。(「とおい」と読みます)

②従属接続詞 つながれる2つのものに親子関係があり、親になるのものは、子供を内部に宿している。(「じゅうぞく」と読みます)

 

①の等位接続詞とは、and(~と~)のようなものです。

(Tom) and (Mary) トムとメアリー

(I saw a cat) and (the cat ran away).

僕は猫を見た。そしたら、猫は逃げってった。

 

この場合、トムとメアリーはお互いに独立しています。

また、「僕は猫を見た」と「猫は逃げて行った」も

どちらかがどちらかに依存しているわけではありません。

 

お互い独立していて、「位が等しい」という意味で、「等位」と呼びます。

 

②の従属接続詞とは、一方が一方に依存している関係を言います。

主たる文を主節(文法では文のことを節と呼ぶ)と呼び、

中に入る文を従属節と言います。

主節と従属節は、従属接続詞でつながなければなりません。

 

例えば、

「わたしはそれは素晴らしいと思います。」を英文にする時、

 ア 「わたしは~と思う。」  I think ~

 イ 「それは素晴らしい。」  It is wonderful.

アとイをつなぐ必要があります。

 

その時に、that(~ということ)をイの文頭につけてあげると、

that it is wonderful  それが素晴らしい「ということ」

となり、I thinkの後ろに入ることができます。

つけずに、無理やりくっつけることはできません。

 

I think (that it is wonderful).

それはすばらしい+と私は考える。

 

英語の場合、文と文をつなげるためには、接続詞が必要です。

そして、つなげたい文の文頭に接続詞をつけてあげることが必要です。

 

that以下の文は「that文」と言わずに「that節」と呼びます。

 

なお、このthatは「あれ」とか「あの~」という意味はありません。それは次の時です。

 

that  「あれ」の意味の時  代名詞と呼びます。 thisやhe, sheなどの仲間です。

 

that  「あの~」の意味の時 that dog(あの犬)  dogを修飾しています。

 

that  「~ということ」の意味の時 接続詞のthatと呼びます。 

 

接続詞のthatの後ろには平叙文が来ます。肯定文でも否定文でもOKですが、否定文の時は注意が必要です。

そして疑問文はダメです。

 

例) 

肯定文 

I think that this dog is cute. この犬はかわいいと思う。

疑問文(ダメ) 

I think that whose dog is this. これは誰の犬ですかと思う。   

 

■that節の否定文はI don’t thinkにする

that節の中を否定文にしたいときは、否定文を作るためのnotを文頭のthinkに持っていきます。

 

(ダメ) 

I think that this cat isn’t cute. この猫はかわいくないと思う。

(よい) 

I don’t think that this cat is cute. この猫はかわいいとは思わない。

 

■that節のthatは省略できる

接続詞のthatは省略しても言いたいことがわかるので、省略してよいです。

というか、口語では長く話すのは嫌われるので、むしろ積極的にthatを省略します。

 

I think (that) she is a student. 

彼女は学生だと思う。

 

しかし、省略されても、そこに昔はthatがあったので、thatがあったところで、息継ぎのポーズを入れます。

 

つまり、読み方は、

I think  //  she is a student.

のような感覚で読みます。

すると、聞いている人がよくわかります。

 

これを、

I think she // is a student.

と変なところで切ると、わかりにくくなってしまいます。

 

日本語でも同じですね。

「彼女は・学生だと・思う。」

絶対とは言いませんが、黒丸あたりで区切ります。

 

これを

「彼女は学・生だと思・う。」

と変なところで息継ぎすると、わかりにくくなります。

 

■that節をとりやすい動詞

思考の動詞 think, know, believe, understand, hopeなど

伝達の動詞 say(言う)やtell(伝える)など。

 

I know she is a student.

彼女が学生だと僕は知っているよ。

 

■どっちが「主節」でどっちが「従属節」?

これをご覧ください。

(I think (that he is a teacher)).

このように、I thinkがthat以下を「中に含んでいます」

 

中に含まれるものを、従属節と呼び、何かを従えるものを主節と呼びます。

この場合、主節はI thinkであり、従属節はthat he is a teacherの部分です。

 

お母さんが、赤ちゃんをおなかに入れているイメージできますか?

 

この場合、お母さんが「主節」で、おなかの赤ちゃんが「従属節」です。

赤ちゃんは、お母さんの栄養に「従属」(=頼っている)していますね。

 

逆に、二人の大人が手をつないでいるイメージできますか?

二人は、お互いに大人なので、独立しています。

たまたま手をつないでいるだけです。

こういうイメージが「等位接続詞」のイメージです。

 

例)

(I read the book) and (I cried).

わたしはその本を読んで、泣いた。

 

■パート3の重要語句を解説します。

 

接続詞のthat  「~ということ」

 

■前置詞atは狭い

at the station  前置詞atは狭い場所に使う「~で」

at 8 o’clock  前置詞atは狭い時刻に使う「~に」

 

■tooには2つあるから要注意

too early  「あまりにも早く」 too形容詞は「あまりにも~」です。

それに対して、文尾に来るtooは「~も」です。

I think so too. 「私もそう思う。」

 

■thenも基本は2つある

①thenが文頭にある時は、順序を表す「次に」「そして」の意味です。

②thenが文尾にある時は、時間を表す「その時に」の意味です。

ただし、thenが文尾にあり、カンマで区切ってある時は、③応答の「それじゃあ」の意味です。

ここは③です。

 

be late  「遅刻する」の意味

why don’t we~? 

  「~するのはどうですか」→「~しましょう」の意味。

plan  名詞「計画」ではなく、動詞「計画する」です。

own  オウン 「~自身の」 our own plan 私達自身の計画

charity event  慈善行事

 

get+名詞  

後ろが名詞だと「~を得る」です。

後ろが形容詞だと「~になる」です。

get dark暗くなる  get sick 病気になる

 

some money 

someに注意。

数えられるものにつく時は「いくつかの~」。

some dolls  いくつかの人形たち

数えられない「お金」や「水」や「愛情」など一定の形を持たないか、抽象的概念につく時は、「~を少し」という意味。

Give me some water.

 すこしお水を頂戴。

 

send A to B  「AをBへ送る」

also  オーソーみたいに発音します。 

「また~する」という付加的意味。ここでは「本やCDを売れる」に対して、「また古着を持ってこれる」と動詞2つを足しています。

足し算だってことを忘れないように。英検2級以上の読解で重要になってきます。

例)

What do you like to eat? 何食べたい?

I like to eat sushi. お寿司食べたい。

Also, I like yakiniku. また焼肉も食べたい。

(お寿司+焼肉)

 

bringブリング 「~を持ってくる」

clothesクロウズ 衣服  clothクロウス 布

「布が集まって服ができる」と覚えよう。

 

That’s right. それは正しい

should 義務の助動詞 「~すべき」後ろは常に動詞は原形に。

just 「単に」(「本当に」という意味もある)

 

throw away  二つくっついて「~を捨てる」

throw them away 「それらを捨てる」の意。

代名詞が目的語の時はthrow awayで挟み込むこと。

これを「代名詞はサンドイッチの法則」と言います。

(私が命名した法則です。笑)

 

what else   

2つで1つの疑問詞。「ほかに何を」の意味。

whatはdoの目的語の意味だから、「何が」ではなく、「何を」と「を」をちゃんとつけること。

 

■依頼の助動詞Will you~?(~してくれませんか)

人に何かすることを依頼するときは「~してくれませんか」と言いますが、英語ではWill you~?と言います。

丁寧にplease(どうか)をつけてもいいです。

 

Will you open the window?

あなた、窓を開けてもらえませんか?

 

Will you come with me?

あなた、僕と一緒に来てもらえませんか?

 

■自分が人に何かしてあげたい時

「(私が)~しましょうか?」はShall I ~?と言います。

発音はシャライです。

Shall I open the window?

(私が)窓を開けましょうか?

 

■自分たちが何かをしようと提案する時

「(私達)~しませんか?」は、Shall we~?と言います。

発音はシャーウィーです。

 

Shall we go for a walk?

(私達)散歩に行きませんか?

 

Shall we dance?

(私達)踊りませんか?

※Shall I~?とShall we~?を区別しましょう。

 

終わりです。

 

中二英語サンシャイン プログラム3 パート2 助動詞の拡張 have to

中二英語サンシャイン プログラム3 パート2 

           助動詞の拡張have to

 

2021年1月29日 安倍冨士男

 

■新出文法事項 have toの話

 

義務の助動詞must(しなければならない)と同じ意味のhave toが今回の学習目標です。

 

have toは発音が「ハーフトゥー」です。

「ハヴ トゥー」ではありません。

 

意味は、mustと同じで「~しなければならない」です。

 

I have to go to the dentist today.

僕は今日、歯医者に行かなければならない。

 

主語が三人称単数で現在形の時は、has to(ハストゥー)になります。

Mary has to do her homework today.

メアリーは今日、宿題をしなければならない。

 

※mustとhave toの意味は同じと言いましたが、ほんとはちょこっと違います。

mustは、話し手の主観で「しけなけれならない」という意味。

have toは、客観的状況で「しなければならない」という意味。

 

You must study hard.

おまえさ、勉強しないといけないと、俺は思うよ。

You have to study hard.

(テストの結果を見ながら)お前さ、勉強しなければならないよ。

 

でも、中二生は、「同じ」と覚えて全然かまいません。

 

■ have toの否定はdon’t have toだが意味が変わる

 

have toは「しなければならない」だが、否定形のdon’t have toは「~してはいけない」ではなく、「~する必要はない」という不必要を表します。

 

肯定形 must(しなければ) 

否定形 must not (してはいけない)

 

肯定形 have to(しなければ)

否定形 don’t have to(する必要がない)

 

■なんでhave toがあるのか?

 

助動詞って、文中で1回しか使えないんだよね。だからほかの助動詞と使いたいときは、もう1つの形(私は影武者と呼んでいます)を使うことになります。それが1つ目の理由です。

 

未来の助動詞 will  「~でしょう」 影武者 be going to

能力の助動詞 can  「~できる」  影武者 be able to

義務の助動詞 must 「~しなければならない」 影武者 have to

 

例えば、「できるように+なるでしょう」はwill canと使えませんから、will be able toにして使います。

 

■ have toが存在するもう1つの理由

 

前回指摘したように、Must ~?の答え方で、Noの時にmustを使うと調子が悪いのです。

どうしてもdon’t have to(~する必要ははない)を使わないと応答文としておかしいのです。

 

例)

Must I leave now?  もう出かけなければならないですか?

 

No, you don’t have to. いいえ、その必要はありませんよ。

             ↑

          いい反応ですよね。

 

No, you must not.  いいえ、出かけてはなりません。

            ↑

         答えになっていないですよね。

 

■ have toの疑問文はDo I have to ~?

 

意味は「~しなければなりませんか?」です。

 

Do I have to read this book?

僕はこの本を読まなければなりませんか?

 

Yes, you have to.  はい、そうです。

No, you don’t have to.  いいえ、その必要はありません。

 

■ have toのまとめ

 

「しなければならない」ではhave toかmustを使う。

 好きなほうを使え、です。

ただし、口語ではやわらかいhave toが好まれます。

 

否定形 don’t have to  またはdoesn’t have to

    する必要はない

 

過去形 didn’t have to (中二ではやらない事項です)

    する必要はなかった。(実際やったかはどうかは別です)

  He didn't have to study hard.

     彼は一生懸命に勉強する必要はなかった。

 (勉強したかどうかは不明)

 

疑問文 Do S have to ?  しなけれなりませんか?

  Do you have to go to school tomorrow?

      明日、学校へ行かなければなりませんか?

 

応答文 Yes, S have to. (またはhas to)

    はい、しなければなりません。

          No, S don’t have to. (またはdoesn’t have to)

    いいえ、そうする必要はありません。

 

■ パート2の重要語句

 

sure   もちろん 発音はシュアよりシャが近い(とネイティブが言っていた)

Her mother is going to make one.

one =代名詞のone 「それを1つ」 ケーキを指す。

great! すばらしい

cake(s)  ケイクはクという無声音で終わっているからsも無声音のスと発音する。

 

■複数形のsの発音のルール

(語尾が)無声音なら、(sもまた)無声音で発音するからスとなる。

(語尾が)有声音なら、(sもまた)有声音で発音するからズとなる。

 

無声音 ク、ス、プ、トゥなど。声帯を使わない音

有声音 母音全部 グ、ブ、ドゥ、ズなど。声帯を使う音

 

cakeケイク クは無声音 ゆえにsも無声音ス ケイクス

eggエッグ グは無声音 ゆえにsも有声音ズ エッグズ

 

■これは動詞につける三単現のsにも言えること。

take(s) テイク クは無声音 だからsも無声音ス

go(es) ゴウ ウは母音だから有声音 だからesも有声音ズ

 

call  コール 電話する 「呼ぶ」と「電話する」がある

shoe(s)  シュー 複数形でシューズ いつも両足だからね。

entrance エントランス 玄関

take off~ ~を脱ぐ  衣服や靴を脱ぐ 自動詞で「離陸する」

another もう1つの アナーザー

event   イベント 行事

around the world  世界中の

against ~  ~に反対する

against hunger   飢餓に反対する

hunger   ハンガー  飢え hungryの名詞形

   hangerは、ヘンガーと発音し、「ハンガー」のこと。

join  ジョイン 参加する

for example   例えば

a long distance   長い距離

walk a long distance 

動詞walkはこの場合「他動詞」で、「~を歩く」

このページには自動詞と他動詞のwalkが混在しているから注意。

 S walkは、自動詞で「Sは歩く」

 S walk Oは、他動詞で「SはOを歩く」

 

right?   念を押す言い方「ですね?」 文尾をあげること。

just   これは注意を要する単語ですよ。

justは、「本当に」と「ただ~するだけ」の2用法あり。

この場合は、「本当に」の意味。

 

終わりです。

 

なんだかな~。教科書の構成。

これで英語ができるようになったら、逆に素晴らしい。

塾で勉強しない限り、英語はわからなくなるだろうな。

 

だって、パートの英文が終わった欄外に、

---------------------- 

■Let's write

「~だから・・・しなければならない」という文を書きましょう。

例) I have to go shopping because tomorrow is Jim’s birthday.

----------------------

という問題があって、この問題の「問題なところ」は、

 

1 

どうして従属節becauseがわかるの? まだ教えていないのに。

 

2 

becauseなどの複文(文が2つくっつく)は、次のパート3から出てくるのにね。

 

3 

このパート2でshould(すべき)なんて扱っていないよ。

だけどなんで、すぐ後の「文法のまとめのページ」で、must, have to, shouldと3つも並べちゃうの? 

 

これじゃあ、生徒がかわいそう。わたしに教科書かせてよ。(笑)

 

終わります。

ONE OK ROCK ”We Are" 歌詞の翻訳してみました

今日は、気分転換に「ワンノク」(One ok Rock)の「We are」という歌詞を翻訳してみました。

 

いや、実は自分が翻訳するよりも生徒に課題として出そうと思っていて。テストが終わったら何か、お楽しみがいいなと思って。

 

でも、課題として出す以上、自分も出来なきゃダメな訳で。

じっと眺めていたら、我慢できなくて翻訳してみたくなりました。

 

英語の翻訳は自分にとっては病気みたいなものです。

 

だいぶ前の話で恐縮ですが、米国第2の国歌ともいわれる「Amazing Grace」を授業で使うために訳してみて、それをブログにアップしたました。

 それが、ある人の目にとまり、とんとん拍子で資生堂のCMに採用され全国の販促用冊子に載ったことがあるのですよ。歌はUA(ウーア)さんでした。そんなミラクルに感動しました。

ロックは讃美歌もですが、歌詞が重要ですね。

 

それには後日談もありまして。

東日本大震災後に米国の著名な女流写真家が、被災地を撮った写真集を出すことになり、英語の俳句調のキャプションをつけました。

 そしたら、日本の代理人という方(東京)から、私にメールで連絡があり、翻訳をしてほしいと頼まれました。「なぜ自分が?」と思いましたが、アメイジンググレイスの訳の件で私を知っていたと。

 魂を込めて訳しました。メールで米国に住む著名な写真家とも議論しました。禅や魂の存在、キリスト教と仏教、、いろんな話をしました。そして完成し出版されました。後日、その方、来日したときに、わざわざ岩手に会いに来てくれました。その方、本当に有名な方らしく、米国の写真美術館でも個展を開く方とのこと。知らないから引き受けましたが、後から知って冷や汗タラタラでした。

 人生って不思議に満ちていますね。

 


【18祭】ONE OK ROCK 『We are』 | NHK

 

英語の歌詞は自分で検索して下さい。

いかに自分の試訳を載せておきます。

 

おそらく、作詞者はこんなことを言いたいのではないかと思って、「超訳」を心掛けました。

だって、いろんな人が訳をすでに出しているしね。似たようなものを書いても時間の無駄だし。読むほうもつまらないし。

 おそらく作詞者のTaku氏は、こんなことをメッセージに込めたのではないかと、そんなことを思って訳しました。

 

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(イントロ)

僕たちは 僕たちは ・・・

あいつらは僕たちが無力だと思っている

あいつらは僕たちが価値のない人間だと思っている

だけど、気にすんな

 

あいつらは僕らを追い詰めてくる

もう手遅れだと、完全に行き詰まりで未来もないと

だけど、そんなことで振り向くな

 

------(原曲の歌詞)------

(子供の時代の)夢は終わり

(18になって)目を覚ます時

絶望や希望も同時に目を覚ました

鏡に映った (不安な)僕が問いかける

自分を誤魔化し 生きることに意味はあるか

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 崖っぷちに追い込まれた時

 僕たちは若さゆえ絶望感に叩きのめされる

 飛び降りて死んだほうがマシだとも思う

 でも、僕たちは僕たちなんだ

 

 この世に確かなものはないと絶望にくれる

 だから僕は君を抱きしめるためにここに来た

 僕たちは僕たちなんだ

 一人ひとりが暗黒の未来に輝く希望の光だから

 

 ---------(原曲の歌詞)------

(何度もチャレンジして失敗したこともある)

(その時)酷く痛む 鼓動は早く

(だけど)遠のく景色を この手で掴もうとした

--------------

(挑戦しない)あいつらこそ最高の臆病者さ

あいつらはそれさえ気づいていない

だからあいつらの言うことに

絶対に負けちゃいけない

(くりかえし)

 

だから、別人になれたらなんて

絶対に自分に言っちゃいけない

 さあ、胸を張って立ち上れ

そして自分に言ってやれ

 僕は何も怖くないさと

 (くりかえし)

中二英語サンシャイン プログラム3 パート1 助動詞の拡張 must

中二英語サンシャイン プログラム3 パート1 助動詞の拡張 must

2021年1月28日 written by ABE Fujio

 

■新出文法事項 must

助動詞mustをここでは学ぶ。すでに中一で助動詞canを学んだ。今日は、canに加えて助動詞を増やし、伝える内容が豊かになるように努力しよう。

 

■これまでに学んだ助動詞

can  能力の助動詞「~できる」中一で学習済み

will  未来の助動詞「~するでしょう」 中2で学習したばかり

must 義務の助動詞「~しなければならない」 今回学習します

 

■助動詞とはなんですか?

助動詞とは、「動詞を助ける言葉」です。

動詞の意味に、話している人の判断や感情を加えていくものです。

例えば、「~できる」とか、「~しなければならない」とか、「~かも知れない」とか、話す人がどう思っているかを加えていくのです。

 

日本語で考えると、

例)彼は歌う。 に対して、判断を加えると、             

  彼は歌う【ことができる】。 

  彼は歌わ【なくてはならない】。

 となります。

 

 注意してほしいのは、カッコ内の「~ができる」とか「~しなくてはならない」は、主語である「彼」の判断ではなく、それを話している人(=話し手、話者)の判断です。

 話者とはその文をしゃべった人のこと。

 

次いでに言えば、

聞き手とは、文を聞いている人のこと。

会話は、「話者」と「聞き手」で成立します。

文法用語で「話者」のことを、「1人称」と言い、

「聞き手」のことを、「2人称」と言い、

会話の場所にいない人のことを、「3人称」と呼びます。

 

だから、

1人称は、「私」「私達」

2人称は、「あなた」「あなたたち」

3人称は、「彼」「彼女」「彼ら・彼女ら」となります。

 

3人称だけ性別があります。

 

繰り返します。助動詞とは、ある事柄に対して、話者の微妙な心の動きや判断や気分をミックスして伝えていこうとするものです。

 

こうすることで、表現できる意味内容が豊かになり、コミュニケーションがうまくいくのです。

 

■英語の助動詞の特徴

英語の助動詞は、次のような特徴を持っています。

① 動詞の前に置く

 Tom can swim.

② 主語が三人称、単数でもSをつけなくていい

  Mary can sing.

③ 後ろに置く動詞は、常に原形(つまり何もつけない)にする。

 John can write a Japanese letter.

④ 否定文は、助動詞の後ろにnotを置く。

 Taro can not read a newspaper.

⑤ 疑問文は、助動詞と主語の語順転倒で作る。

 Can Taro read a newspaper?

⑥ 助動詞は2つ同時に並べて使ってはいけない。

未来の助動詞will(~だろう)

能力の助動詞can(~できる)

※「できるだろう」はwill can, can willのどちらもダメです。

※どちらかを別の形で使うこと。

そのためcanはbe able toと言い換えできるようになっている。

Jiro will be able to read an English newspaper.

次郎は英字新聞を読【めるように】+【なるだろう】。

 

■ここで学ぶ助動詞 must

mustは「義務の助動詞」と言います。

意味は「~しなければならない」となります。

発音は「マスト」となります。

 

例)

You must wash your face.

君は顔を洗わなけれならない。

Taro must help his mother.

太郎は母を手伝わなければならない。

John must practice the piano.

ジョンはピアノを練習しなけれならない。

 

■mustの否定文 

mustの否定文は、must notが原則です。

意味は「~してはならない」という強い禁止です。

 

例)

You must not use the phone here.

ここで電話を使ってはいけません。

You must not swim here.

ここで泳いではいけません。

 

※短縮形はmustn’tと書きますが、発音がマーストントではなくて、省略してマースントとなります。

You mustn’t speak Japanese in this room.

この部屋で日本語を話してはいけません。

 

■mustの疑問文

mustは助動詞ですから、前に出して疑問文を作ります。

 

例)

Must I go to the hospital?

僕は病院に行かなければなりませんか?

Must you clean your room?

君は部屋を掃除しなければなりませんか?

 

■mustを使った疑問文への応答

Must I wash the dishes?

僕はこの皿を洗わなくてはなりませんか?

 

Yesの場合

そのままmustで答えます。

Yes, you must.

はい、そうです。

 

Noの場合

日本語で考えてみましょう。

 

「僕は皿を洗わなくてはなりませんか?」

に対して、次のどちらが適切でしょうか?

①「いいえ、洗ってはいけません。」

②「いいえ、洗う必要はありません。」

 

①は、応答としておかしいですよね。

②が、普通の会話で成立していますね。

 

①はNo, you must not.

②はNo, you don’t have to.

と言います。

 

このhave to(発音はハフトゥー)は次のパートで習います。

don’t have toで、「~する必要はない」を表します。

 

■Mustの疑問文の答え(まとめ)

Must ~?に対する応答は、

 

Yesの場合は、mustで答える。

「~しなくてはなりませんか?」 

「はい、しなくてはなりません」

 

Noの場合は、mustではなく、don’t have toで答える。

「~しなくてはなりませんか?」

「いいえ、する必要はありません。」

 

瞬間英作文練習はあとでやります。

 

■パート1の新出語

snack(s)   お菓子

before~  ~前に

hungry  お腹が空いている

Mom  発音はマム 「お母さん」

wait  待つ

wait for~ ~を待つ

charity チャリティ 「慈善」

town  町

town’s   町の 

hospital  ホスピタル 病院

children  チルドレン 「子供たち」

 

※特別な複数形 child-children

child(チャイルド、子供)の複数形は、sをつけたchildsではありません。children(チルドレン)となります。renの語尾は古い英語では、一般的な複数形を作る語尾だったのですが、今は特別な名詞にしか使いません。

 

begin(s) ビギン・ビギンズ 

■自動詞と他動詞の区別の話

同じ動詞でも、後ろに目的語(名詞のことです)がある時とない時で訳が微妙に異なります。

これをあいまいにすると、いつもフィーリングでしか訳せなくなり、混乱のもと、ひいては英語嫌いになります。

ですから、しっかりと用語を覚えて下さい。

 

自動詞=目的語がない・主語だけ必要=自(分で終わる)動詞と覚えると便利です。

日本語訳は、「~は・・・する」となり、「~を」が不要です。

 

他動詞=目的語がある動詞=他(が必要な)動詞と覚える便利です。

日本語訳は、「~は~を・・・する」となり、「~を」が必要です。

 

ですから、beginの場合は、

  目的語がない時「~が始まる」

  目的語があると「~が~を始める」となります。

 

School begins in April.  学校は4月に始まる。

Tom begins a new business.  トムは新商売を始めます。

「始まる」と「始める」は一文字違いなので、紛らわしいのですが、始まるものが違ってきますので、しっかりと自動詞・他動詞の区別をつけて下さい。

 

同じことがほかの動詞にも言えます。こういう動詞はかなり多いです。しかも、多くの生徒はここを見落として、訳がわからなくなっています。

 

例) 

grow

A grow 自動詞「Aが育つ」

A grow B 他動詞「AはBを育てる」

 

end(s) エンド・エンズ 「~が終わる」

put your name on the list リストに名前を書く(←置く)

 

■a.m.  エイエム 「午前」の話

略式ではamと書く。

使い方は、「時刻+a.m.」の順で書く。

ラテン語のante(~の前)meridiem(正午)の略語。

「アンテ・メリディエム」と読みます。

略しているから、正式にはピリオドをつける。

文尾にある時は、文の最後のピリオドと重ねない。

1個でいいよ。

The Walk begins at 7:00 a.m.

 

■pay ペイ 「支払う」の話

基本はpay A for Bで 「AをBに支払う」となる。

通例、Aにはお金が入る。

だから、pay the money for ~が多い。

支払うものが「お金」ってケースが多いもんだから、

お金を省略すると、pay for Bとなる。

それでも、「Bにお金を払う」と訳す。

 

こういう省略は英語で多いんです。

「~に手紙を書く」は、本当はwrite a letter to~。

だけど、書くと言えば「手紙」だから、a letterを省略する。

すると、write to~になる。

でも、日本語に訳す時は、「~に書く」じゃ通じない。

やはり、「~に手紙を書く」と訳すんですね。

 

■ドルの話

記号は、$ 

縦棒1本です。調子にのって、2本書かないように。 

つづり字はdollar(s)です。dOllArと書きます。

発音はダラー(ズ)。ドラーズじゃないよ。

 

複数形にするのは、2ドル以上の時です。

one dollar 1ドル

two dollars 2ドル

hundred dollars  100ドル

 

記号の$は、数字の前につけますが、読む時は「数字+$」の順です。

$1 = one dollar

$2 = two dollars

$100 = three dollars

 

on the right 右側を 前置詞はon

You must walk on the right.

君は右側を歩かなければならない。

 

■youの話

youには「目の前にいる『あなた』」という意味と、「あなたも含めた一般に人のこと全部を指す」を表す用法があります。

 

後者を文法用語では「総称のyou」と呼びますが、私は「一般人のyou」と呼んでいます。

 

話しかけるような調子で親しみが増すので、youを使います。

広告文やマニュアル文ではone(人は)やwe(私達は)よりも好んで使います。

 

例えば、このパート1の「チャリティーウォークの広告文」に使われているyouも、すべて「人は」という意味であり、個人としての「あなたは」ということではありません。

 

じゃあ、「あなた」じゃなければ、なんて訳せばよいのか?ということになりますね。

「訳さない」のが一番いいです。

 

例)

You must pay $15 for the Walk.

「そのチャリティーウォークには、15ドル支払わなければなりません。」

 

You must walk on the right.

右側を歩かなければなりません。

=右側通行です。

 

以上です。